全校朝会
全校朝会で、校長先生のお話を聞きました。
節句は、3月3日のように、月と日が同じ数字の日が多いのです。5月5日は、端午(たんご)の節句といいます。7月7日はしちせき(七夕)の節句といいます。9月9日は、重陽(ちょうよう)の節句といいます。3月3日も、上巳(じょうし)の節句ということもあります。5月5日も菖蒲の節句、9月9日は菊の節句とも言います。
さて、3月3日、桃の節句ですが、なぜ、桃なのでしょう。それは、昔の3月3日は、今の4月3日頃のようです。ちょうど、そのころ、桃の花が咲くのだそうです。それで、桃の節句というそうです。また、桃は、昔から悪いものを追い払う縁起の良い植物とされていたようです。それで、桃太郎も、鬼退治をするお話の名前になったようです。また、ひな祭りは、今は女の子のお祭りになっていますが、昔は、男の子も女の子も関係なく、自分に悪いものがつかないように追い払う儀式だったようです。自分の代わりに人形を作って、それを川に流したり、かざったりすることで悪いものが来ないようにお祈りするということが始まりのようです。
学校でも、PTAの方々がひな人形を飾ってくださいました。ですから、ひな人形を飾っているところでは静かにして、心の中で悪いことが起こりませんようにとお祈りするといいのではないかと思います。そうやって、お雛様を大切にしていますということが人形に伝わると、じっとがんばっている人形たちも、みなさんのことをしっかり守ってあげようと思うのではないでしょうか。皆さんに悪いことが起こらないことを祈っています。