宇宙飛行士:古川聡氏の講演会

 4月25日(水)の今日、宇宙飛行士の古川聡氏が来校し、子どもたちに講演してくださいました。

 古川聡宇宙飛行士は、東日本大震災の被災地復興のため各被災県の象徴としての県旗を国際宇宙ステーションに持ち込み、地球帰還の際に持ち帰られ、各県を回って贈呈されてきています。
 今回、青森県旗を知事に贈呈するとともに、それに先だって被災地八戸市で小学生に講演を行ってくれたものです。

 講演の演題は、「宇宙で感じたこと、今伝えたいこと。」~古川宇宙飛行士からのメッセージ~です。
 初めに、校長先生が、古川氏の紹介をしました。
「古川さんは、小さい頃ウルトラセブンになりたいと本気で思っていたそうです。そのことがきっかけで、宇宙に関心をもつようになったそうです。大きくなって人の役に立つ仕事をしたいと考えて、お医者さんになりました。お医者さんになった後、宇宙飛行士の公募を見て、これこそ自分やりたいことだと今度は宇宙飛行士に挑戦し候補者として選ばれました。しかし、それから実際に宇宙にいくまでには12年もかかったのだそうです。」

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 古川さんは、宇宙ステーションでの滞在165日間のようすを、プレゼンテーションの画像やDVDのビデオを見せながら、楽しく講演をしてくださいました。

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 講演の後、たくさんの子どもたちの質問に、にこにこしながら、わかりやすく答えてくださいました。

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 児童の代表者が、お礼の言葉を述べ、花束を渡しました。

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 古川さんから、今回の訪問を記念してのパネルをプレゼントしていただきました。

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 宇宙飛行士の候補者に選ばれてから、他の候補者が宇宙にいく中で、古川さんにはなかなかチャンスが巡ってきませんでしたが、一日一日自分のやれることを精一杯がんばることを続け、今回夢を実現させることができたのだそうです。

 古川さんや関係機関の皆様のおかげで、子どもたちは、本当に貴重な体験をさせていただきました。
 今日お話を聞いた子どもたちの中に、将来、このことがきっかけとなって科学や宇宙に関わる仕事をする人がいたら素晴らしいことだと思っています。


 
2012/04/25 15:30 | この記事のURL学校生活