おわかれ式

 平成29年度4月から、本校は、「白山台小学校」と「西白山台小学校」とに分離します。そこで、分離の前に「おわかれ式」を行いました。



昨年度、20周年を迎えました。



白山台小学校での思い出を振り返る飾り「タイムカプセル」をつくりました。



これは、今年度のこれまでの足跡です。



5年生みんなで作った記念の歌「みらいへのつばさ」です。
この紙は、全校児童全員で制作しました。


「おわかれ式」



「校長挨拶」



 
 朝の挨拶をしましょう。おはようございます。
 いよいよ4月から西白山台小学校が開校します。
 そこで、今日は、そのための「おわかれ式」です。
 この式のために、たくさんの御来賓の皆様がおいでくださいました。うれしいですね。
御来賓の皆様にお礼を言いましょう。ありがとうございます。
 さて、白山台小学校が開校したのは、今から21年前の平成8年です。その時の児童数は229名でした。1年生の皆さん、立ってください。2年1組・2組・3組の皆さん、立ってください。このぐらいの人数が開校の年の1年生から6年生全員の人数でした。そのころの子どもたちは、今、30歳ぐらいだと思いますが、プレハブも西校舎もある大きな校舎と、900名近い青森県最大の人数の子どもたちを見たら、きっとびっくりするでしょうね。


 


 
 ここに開校の年の1年間を記録した本があります。これを見ると、全てのことがはじめてだらけで大変だったようです。でも、「とにかくやってみよう」を合言葉にがんばったようです。校庭もすぐには使えなかったようで、朝マラソンができるようになったのも、ずいぶん後だったようです。運動会をするにも物がそろっていなくて、休みの日も出てきたり、他の学校からいろいろなものを借りたりして準備をしたそうです。でも、今も使っている運動会の入場門は、この時に先生方やPTAの方々が協力して作ってくださったものだそうです。しかも、第1回目の運動会の予行の日は雨だったそうで、十分に練習ができなかったようです。それでも、自分たちでこの学校を作っていくのだという気持ちで頑張ったようです。また、「白山台ホール」がありますが、その名前を付けたのも第1回目の6年生だそうです。
 

 
 
 そんな様々な苦労をして開校をした白山台小学校は、3年目には100人増え、8年目にはさらに100名増えて、560名となりました。平成16年度には600名を超え、平成18年度には700名を、平成20年度にはついに800名を超えました。
 
新しい学校を作るのだという思いを抱いて頑張った1回目の229名の子どもたちの思いを、皆さんの先輩も皆さんも21年間受け継いで、この白山台小学校を作ってきました。昨年度の20周年に見せてくれた「挑戦」をテーマにした数々の活動や行事、記念式典は、まさにその白山台小学校の力を示してくれました。そして、今年も青森県最大人数での最後の活動に、精一杯取り組んでくれました。
 
5年生が作ってくれた「みらいへのつばさ」の歌詞が体育館の後ろに掲げられています。全校のみんなで分担して、紙を貼ったり、色をぬったり、全員の手で完成させました。この曲は、みんなで挑戦して頑張ったことや友達と仲良く楽しく過ごしたことなどを思い出すことができます。そして一番の歌詞の最後には「明るい未来のとびらあけ 翼を広げ はばたこう」とあり、二番の最後には「仲間を信じて友情深め 希望の空に 飛び立とう」とあります。ここが、まさにこれからの白山台の子どもの姿だと思います。この歌は、西白山台小学校に進む子どもたちのためにつくられた歌です。そして、西白山台小学校の子どもたちを応援する歌でもあります。それと同時に、新たなスタートを迎える白山台小学校の子どもたちを応援する歌でもあると思います。つまり、同じ白山台の仲間として、変わらぬ友情を抱いて、共に羽ばたいて飛び立とうというメッセージが込められていると思います。
 さあ、新たな旅立ちのときが近づいてきました。6年生も中学校へ旅立ちますね。今日からちょうど50日後の4月1日、平成29年度が始まります。
 では、西白山台小学校に進む皆さん、白山台小学校で新たなスタートを迎える皆さん、中学校に進む皆さん、それぞれの学校で、これまで共に学びあったことを胸に、精一杯の力で羽ばたいて大きく飛び立ちましょう。



 
PTA会長のおはなし

 


よろこびのうた























御来賓の皆様、ありがとうございました。



西白山台小学校転出児童退場



 





 

2017/02/10 11:30 | この記事のURL学校行事 おわかれ式