海洋教育

大学の報告書・・・海洋教育のきっかけに

 昨年度、お茶の水女子大の学生さんから、調査依頼を受けました。八戸の地域調査を数名で行っていました。本校を調査した方は、「教材としての八戸港」をテーマに、八戸市内の小学校において、八戸港を、どの学年で扱い、どんな内容の学習を進めているのかを聞き取り調査していました。
 その報告書が最近届きました。いろいろ質問されたことから、地区の漁港だけでなく、八戸港を教材にして学ぶことができることが分かってきました。たとえば、国土交通省東北地方整備局・八戸港湾・空港整備事務所では、八戸港の成り立ちから役割等、昔のことも含めて様々な教材が準備されていることがわかりました。八戸港見学会を実施していることも知りました。
 11月には、海洋教育の一環として、八戸港の見学を船で実施する予定になっています。このような広がりを持たせてくれたのが、この報告書でもあります。


2016/08/05 12:50 | この記事のURL海洋教育

文字ばかりだと・・・読みたくない?

 単元としてのまとめは、文字が多くなってしまいます。そこで、数時間のうち、1,2時間分は、写真入りのものを加えることにしました。
 なお、この単元ごとのまとめを小冊子にして「海洋教育パパイオニアスクール」としての報告書にします。その際は、「種差小・屋根のない学校」と題して保護者の方々へも配付することを考えています。
 その予算もパイオニアスクール助成に含まれています。


2016/08/04 14:10 | この記事のURL海洋教育

種差らしい海洋教育・・・単元として設定して捉え直しを

 昨年の海洋教育は、①海を知る、②海に親しむ、③海を守る、④海を利用する、の4視点で、16の活動にまとめました。
 今年度は、数時間ずつの単元に組み直して実践しています。単元設定の理由や目標、つけたい力などもしっかり書いています。その単元の中の1時間は、写真を入れたものにしています。
 1学期では、「ホッキ貝をおいしく食べよう」「海で遊ぼう・いかだ&カヌー」「海風を受けた連凧あげ」「ウニの生態や特徴を知ろう」「昔の漁・地引網体験」「つなみに備えよう」の6単元、作成しました。


2016/08/04 14:00 | この記事のURL海洋教育

地引き網体験・・・海洋パイオニアスクール助成事業として実施

 お天気に恵まれ、10:30~の地引網体験学習も種差小・金浜小・美保野小の3校児童と観光課のブログを見て申し込んだ数名の児童、保護者、約80名(網を引かない見学者も含めると100名以上)が参加してくれました。
 初めに、「いわし見張り岩物語」の紙芝居を見て、昔の漁としての地引網の様子を理解してもらいました。漁の方法や意味が分かった段階で、実地に網を引く体験をしてもらいました。
 カニや小魚、ヒラメ?なども入っていました。魚介類は、くじを引いて、皆で分けました。一般の方、観光客の方も参加くださり、盛大に体験学習ができました。
 今日の様子は、後日、東奥日報にて紹介されると思います。


2016/07/30 12:50 | この記事のURL海洋教育

明日、地引網体験・・・暑さ、日焼け対策を

 雨を心配していましたが、30度をこしそうですので、熱中症や日焼け対策が必要です。
 網を引くときの軍手も大事ですが、帽子、水筒もお願いします。こまめに水分をとりましょう。
 明日の地引網は、深川商会の協力で実施します。予算は、海洋教育パイオニアスクール助成(日本財団、東京大学海洋アライアンス、笹川平和財団支援)から支出されます。
 なお、八戸市観光課とも連携していますので、一般の方も引き子役に参加できます。数組、「たねブロ」を閲覧した方が、学校へ申し込みの電話を入れておりました。
 10:30~11:30、白浜海水浴場隣の砂浜で実施します。一般の方の車は、駐車料金がかかりますが、臨時駐車場をご利用願います。路上駐車のないように、ご協力ください。


2016/07/29 14:30 | この記事のURL海洋教育

ウニ漁の様子・・・芝生地から観察できる

 今日は、1隻でしたが、先週は数隻。潜っていく様子も芝生に座って見ることができました。
 ウニは、岩場の海藻を食べていることが、殻むきしたことからよくわかります。
 ウニ漁がどんな所で行われ、どうやって獲って、ウニは何を餌にして・・・と一連のことをつなぎ合わせていくことで、より「わかる」という段階に進んでいきます。式のあとに、このような勉強ができるのも種差の良いところです。


2016/07/21 14:20 | この記事のURL海洋教育

ウニの殻むき体験・・・海洋教育パイオニアスクールの一環として


 終業式では、7月30日実施予定の地引網漁の事前指導ということで、『いわし見張り岩物語』を寸劇を交えて行いました。
 終業式の最中も、芝生地沖の岩場で、ウニ漁を行っていまいました。すぐ近くで漁をしている様子、潜って獲っている様子を見ることができました。
 終業式後に、海洋教育パイオニアスクール助成活動として、ウニの殻むき体験・試食を行いました。直前の活動にしたのは、実際の漁をしている様子を見た後で、殻むき体験・試食のほうが実感が伴うと考えたからです。
 種差漁業生産部会の皆様、ありがとうございました。新鮮でおいしいウニ、種差に勤務していて良かったです。幸せを感じました。


2016/07/21 14:10 | この記事のURL海洋教育

海の日・・・1学期の海洋教育を振り返る、2学期の見通しをもつ

 海洋教育パイオニアスクールとして指定を受けたから、海とのかかわり学習を進めているのではなく、何十年も前から、生活科や理科、社会科、総合等で扱ってきています。
 それらを整理・統合したのが、パイオニアスクールとしてのプログラム開発です。
 今日は『海の日』です。2003年までは、7月20日が海の日でした。20日は、明治天皇が東北巡幸で横浜に無事に帰航した日を記念しています。ハッピーマンデー法により、今は、7月第3月曜日に。
 海の日は、「海の恩恵に感謝する日」ですので、本来この日に海岸清掃をしたり、磯遊び、カヌー体験、ウニの殻むき体験等を実施すればよいのでしょう。しかし、祝日ですので、そうもいきませんね。
 1学期の終わりの祝日です。海の日の意味を少し子どもたちに知らせ、海とのかかわりを意識させ、1学期にどんな海とのかかわりをもってきたかを振り返る日にしたいです。さらに、2学期の見通しも持たせたいと思います。
 特別な時間設定はできません。給食時のランチルームでお話したり、芝生地で実施する終業式のお話に組み込んだりしていくことを考えています。「19日」は、俳句の日に設定しているので、1学期の海と関わったことを俳句にしても良いですね。今年は、少しだけ、海の日を意識したいです。


2016/07/18 15:20 | この記事のURL海洋教育

海洋教育の記録・・・単元として残していく

 これまで本校が行ってきた生活科、総合、学校行事、PTA行事、地域行事等の中で、海との関わる学習・活動を『海洋教育パイオニアスクール』の支援を受けながら、整理しています。
 いかだ&カヌーに関しては、5年生4時間扱いの単元に設定し直しました。単元設定の理由、単元目標、評価基準、指導計画、外部連携及び教材について、A41枚にまとめています。何ページもあると活用しにくので。前述の画像A41枚とセットです。画像は、単元の中心1時間だけ。
 1年通してまとめていきます。製本等は、事業予算を活用します。


2016/07/15 10:50 | この記事のURL海洋教育

これも海洋教育・・・いかだ&カヌー体験


 宿泊学習のいかだづくり、いかだ遊びは、協力して組み立てたり、オールの漕ぎ方を考えたりすることがねらいです。皆でこぐことが主で、あまり景色を堪能、とまでいきません。力を合わせて、方向を悩みながらも砂浜まで戻ったときに充実感があります。
 海からの陸を見ること、昨年度はクルーズ船で見せました。今回は、組み立て式カヌーを使って、一人ずつのせてみました。海面すれすれの位置から、陸を見たり、芝生をみたり、違った景色を眺めることができました。パドルでこぐのを止め、ゆったりと景色を。
 9人のせました。楽しかったです。子どもたちの笑顔、良いですね。楽しい、面白い!が海とかかわるよさです。これも海洋教育です。難しく考えず、楽しい、面白い、おいしいを追究する活動を展開していきます。


2016/07/15 10:30 | この記事のURL海洋教育
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