見取り
日本タンポポから学ぶ・・・焦らずじっくりと
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日本タンポポが弱いというより、じっくり熟してから種ができるのです。皆、西洋~とはいきません。子どもも同じです。西洋~のようにすぐ綿毛になるものもあれば、日本タンポポのおしべ、めしべの受粉がしっかりおこなわれ、時間が経過しなければ綿毛にならない、種ができないものも。日本タンポポの花のつくりが、ていねいで、しっかりしているのです。そのつくりや仕組みを知らないと、よい対応ができません。花、一つひとつをしっかり見取ることが大事です。大きな行事の後は、しっかり見取る時期です。
日記からの見取り・・・その思いを大事にした次の授業へ
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このような知りたいという願いが分かったとすれば、次に何をしなければならないのでしょう。書かせて、掲示してOKなのでしょうか。わかったことだけを書くのではありません。次につながるもの、次の追究、発展していくものを見つけるための振り返りでもあるのです。
書いた文章から、子どもの思い、次にやりたいと思っていることにつなげていくことが、本当の「見取り」です。
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