複式授業の公開・・・第57回市小教研複式教育分科会
今日の午後、第57回八戸市小学校教育研究会(2)複式教育分科会が本校で開催されました。複式3学級、算数科の授業を公開しました。1年「たし算(2)」・2年「かけ算(2)」、3年「あまりのあるわり算」・4年「面積」、5年「平均とその利用」・6年「比例と反比例」の授業でした。
算数科として、ブロック操作や図をかいて考える指導の在り方、複式の指導法として、効果的な自力解決のさせ方はどうあるべきかを明らかにする提案です。
どの学級も意欲的に取り組んでいました。各担任は、一人ひとりをしっかり見取りながら、複式指導を進めていました。
協議会では、見通しはどこまでもたせたらよいのか、子どもたちの課題、問いの持たせ方は?、式と図を結びつける言葉の在り方など、たくさんのご意見をいただくことができました。今日学んだことを、これからの複式授業に生かしていきたいと思います。頑張った子どもたちに拍手を送ります。
算数科として、ブロック操作や図をかいて考える指導の在り方、複式の指導法として、効果的な自力解決のさせ方はどうあるべきかを明らかにする提案です。
どの学級も意欲的に取り組んでいました。各担任は、一人ひとりをしっかり見取りながら、複式指導を進めていました。
協議会では、見通しはどこまでもたせたらよいのか、子どもたちの課題、問いの持たせ方は?、式と図を結びつける言葉の在り方など、たくさんのご意見をいただくことができました。今日学んだことを、これからの複式授業に生かしていきたいと思います。頑張った子どもたちに拍手を送ります。
鳴砂・・・なきすな、なりすな
昨日のジパーク授業で、マグマがからできた岩、火山灰の堆積による岩について学びました。
白浜、大須賀の鳴砂(なきすな・なりすな)は、マグマからできた火成岩の一種、花崗岩に多く含まれている石英の粒が関係しているそうです。砂全体の65%以上石英粒が含まれていないと、キュキュと音がしないそうです。砂の粒が細かく、粒がそろっていることが鳴く条件です。ゴミが多いと鳴きません。
蕪島から歩き、疲れたところで、大須賀のある場所で、すり足で歩いた時、「グッ、グッ、グッ」という低音を聞くと、あと2km砂浜を頑張ろう!という気になりますよ。白浜のある場所は、「キュ、キュ、キュ」と高めの音になります。不思議ですね。
白浜、大須賀の鳴砂(なきすな・なりすな)は、マグマからできた火成岩の一種、花崗岩に多く含まれている石英の粒が関係しているそうです。砂全体の65%以上石英粒が含まれていないと、キュキュと音がしないそうです。砂の粒が細かく、粒がそろっていることが鳴く条件です。ゴミが多いと鳴きません。
蕪島から歩き、疲れたところで、大須賀のある場所で、すり足で歩いた時、「グッ、グッ、グッ」という低音を聞くと、あと2km砂浜を頑張ろう!という気になりますよ。白浜のある場所は、「キュ、キュ、キュ」と高めの音になります。不思議ですね。
ジオパーク授業の様子・・・HTVニュースでどうぞ!
昨日行ったジオパーク授業の様子が八戸テレビ(ケーブルTV)のニュースで紹介されていました。自分たちの住んでいる種差の大地のつくりや成り立ちを学びました。
平成25年に八戸地区もジオパークに認定されました。ジオパーク授業を小学校で、どのように進めていけばよいのかを検討する機会でもありました。この授業は、市観光課、種差観光協会、ネイチャーガイドクラブ、鮫町の自然を守る会などの関係者も参観くださいました。
教室での授業としては、①ジオパークとは何か、②陸前・陸中・陸奥の三陸を知る、③岩石標本を見ながらそれぞれの特徴を知る、④自分たちの住んでいる地域の見どころを知る(岩石標本・画像・映像を見ながら)⑤大事な点はプリントにメモする(海生段丘、角礫凝灰岩、アルコーズ砂岩など)
この流れが基本になっていくことでしょう。貴重な授業提案でした。詳細は、HTVのHPのHTVニュースをご覧ください。
平成25年に八戸地区もジオパークに認定されました。ジオパーク授業を小学校で、どのように進めていけばよいのかを検討する機会でもありました。この授業は、市観光課、種差観光協会、ネイチャーガイドクラブ、鮫町の自然を守る会などの関係者も参観くださいました。
教室での授業としては、①ジオパークとは何か、②陸前・陸中・陸奥の三陸を知る、③岩石標本を見ながらそれぞれの特徴を知る、④自分たちの住んでいる地域の見どころを知る(岩石標本・画像・映像を見ながら)⑤大事な点はプリントにメモする(海生段丘、角礫凝灰岩、アルコーズ砂岩など)
この流れが基本になっていくことでしょう。貴重な授業提案でした。詳細は、HTVのHPのHTVニュースをご覧ください。
世界でも珍しい生物多様性・・・私たちの種差
今日の5,6時間目に5・6年生が、2回目のジオパーク学習会を行いました。
久慈市ジオパーク研究員の佐々木先生、八戸市文化財審議員の高橋先生をお招きしての授業でした。
佐々木先生には、ジオパークの概要と様々な石を見せてもらいながらのお話をいただきました。高橋先生はは、身近な岩について教えてもらいました。芝生地から見える岩は、角礫凝灰岩(かくれきぎょうかいがん)であること(校門前の石も角礫凝灰岩)を知りました。白岩もコウモリ穴の岩も角礫凝灰岩。やわらかい部分が穴になる、白岩の場合は穴にウミウの巣ができている、なども初めて知りました。黄色い岩は、砂岩(種差の場合、アルコーズ砂岩という)、イタコマイマイ岩は安山岩。
子どもたちは、岩の勉強もしましたが、650種の海浜植物・高山植物が狭い範囲で見ることができるのは、世界中でも種差しかない、ということを知り、驚くとともに、種差を誇りに思ったことでしょう。生態系・種・遺伝子の3つの多様性が簡単に観察できる種差の自然の素晴らしさを改めて実感した学習会でした。
今後も種差のよさ、素晴らしさを勉強する「種差科」の授業を進めていきます。
久慈市ジオパーク研究員の佐々木先生、八戸市文化財審議員の高橋先生をお招きしての授業でした。
佐々木先生には、ジオパークの概要と様々な石を見せてもらいながらのお話をいただきました。高橋先生はは、身近な岩について教えてもらいました。芝生地から見える岩は、角礫凝灰岩(かくれきぎょうかいがん)であること(校門前の石も角礫凝灰岩)を知りました。白岩もコウモリ穴の岩も角礫凝灰岩。やわらかい部分が穴になる、白岩の場合は穴にウミウの巣ができている、なども初めて知りました。黄色い岩は、砂岩(種差の場合、アルコーズ砂岩という)、イタコマイマイ岩は安山岩。
子どもたちは、岩の勉強もしましたが、650種の海浜植物・高山植物が狭い範囲で見ることができるのは、世界中でも種差しかない、ということを知り、驚くとともに、種差を誇りに思ったことでしょう。生態系・種・遺伝子の3つの多様性が簡単に観察できる種差の自然の素晴らしさを改めて実感した学習会でした。
今後も種差のよさ、素晴らしさを勉強する「種差科」の授業を進めていきます。
親子でアンケート・・・お勤め帰りに記入
パッケージ・・・2年の変遷と次年度は?
現在、「種差らしいお菓子作りPJ」では、3種類のお菓子(ザボンの月・ふのりクッキー・海藻マドレーヌ)を詰めるパッケージづくりに取り組んでいます。
職員室前の棚に最終的なパッケージ案が3つ並んでいます。児童・保護者・地学連理事等にアンケートをとり、決めていく予定です。
写真の右は、昨年度図工で作ったパッケージです。「とって」を付けてほしい!という願いを子どもたちが持っていました。市販のとって付きの箱は、安価ですが絵や文字が入りません。新たに型を作り、絵などを印刷するとものすごい予算がかかります。
あきらめかけていたところ、「ちゅうでん教育振興財団」がパッケージづくりに全面的に協力していただけることになりました。パッケージ専門会社に依頼し、デザイナーが子どもたちの絵や言葉を上手に形にしてくれました。それが、一番左のパッケージです。
最終的な完成は、2か月後になります。あともう一歩です。3年目の28年度は、140周年式典参加者にお祝いのお菓子として、このパッケージにつめてお渡ししたいと考えています。
職員室前の棚に最終的なパッケージ案が3つ並んでいます。児童・保護者・地学連理事等にアンケートをとり、決めていく予定です。
写真の右は、昨年度図工で作ったパッケージです。「とって」を付けてほしい!という願いを子どもたちが持っていました。市販のとって付きの箱は、安価ですが絵や文字が入りません。新たに型を作り、絵などを印刷するとものすごい予算がかかります。
あきらめかけていたところ、「ちゅうでん教育振興財団」がパッケージづくりに全面的に協力していただけることになりました。パッケージ専門会社に依頼し、デザイナーが子どもたちの絵や言葉を上手に形にしてくれました。それが、一番左のパッケージです。
最終的な完成は、2か月後になります。あともう一歩です。3年目の28年度は、140周年式典参加者にお祝いのお菓子として、このパッケージにつめてお渡ししたいと考えています。