海洋教育の新たな視点・・・洋野町種市小で学ぶ
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東京大学海洋アライアンス特任助教・野村先生による「赤潮と私たちの生活」という5年生対象の授業でした。赤潮の正体は、植物プランクトンであり、家庭排水などの水が多くなると栄養過多になり、プランクトンが爆発的に増えて、生物が食べきれなくなり、赤潮の発生となるメカニズムを教えていただきました。三陸の海は、プランクトンがちょうど良い状態であり、良い漁場となっているとのことでした。
5年児童は、野村先生のお話をメモを取りながら聴いていました。授業の中では、わからないことも質問していました。この研究会は、海洋に関する提案授業を通して、学力向上の視点や方策等を探るというねらいがありました。ここで学んだことは、やはり、聴く・話すの基本が大事であることでした。うなずきながら聴く、わからないことは聞く、分かったことは書く、このような子どもたちの態度や姿勢が学力と関係があるのではないでしょうか。市以外の研修会で貴重な勉強となりました。今後とも、海洋教育のつながりで勉強させていただけれと思います。次回は、子どもたちの交流ができれば良いですね。洋野町の先生方、ありがとうございました。