青森県八戸市立種差小学校
自ら学ぶ たくましい子

南極の氷を活用した授業・・・太古の氷から環境問題のきっかけを!

 解氷船「しらせ」が4月に南極から持ち帰った氷を教材として防衛省自衛隊青森地方協力本部長よりいただきました。3年生~6年生23名、理科や総合との関連した授業でした。
 授業は、本部長さんが南極の様子や観測のお話を、南極の氷・コンビニの氷・学校の冷蔵庫の氷の観察を比べる活動は校長先生が担当しました。コンビニの氷を南極の氷と考えた子が半数いました。解け方、色、味、におい、音(ぷちぷち、パキパキ)などの観点を決めて観察し、答えを決めていました。
 正解発表の後、本部長さんから、「南極の氷は、2万年前に降った雪が圧雪されて氷になったもの。その時に、空気のつぶがとじこめられた。」という説明を聞いて、あらためて音を聞き直したり、空気を吸い込んだりしてる姿がありました。
 その氷が解けだしていること、海面上昇で沈むのではないかと心配されている国もあることを知りました。今日の勉強をきっかけとして温暖化や地球環境の問題を調べていく学習へつなげてほしいと思います。夏休みの自由研究でも良いですね。
 授業の様子は、今日の夕方、6:15青森テレビの「ニュースワイド」をご覧ください。新聞のテレビ欄にも「南極の氷で授業」と掲載されています。


2014/06/19 11:40 | この記事のURL総合学習