一人、ペア、全体を鍛える・・・いないことを想定して

 複式授業をしながら、一人学びやペア、児童全体での話し合いの仕方を訓練できますが、担任がいるのに、いないことを想定して訓練することもあります。
 国語の象形文字の勉強の発展として、2年生で学習した漢字を象形文字であらわしたプリント。
 部首やつくりの形・絵をもとに漢字を類推していきました。はじめは、一人で黙々と。次にペアで自分で考えたことを出し合います。最後に、日直がガイド役になって、全体(6名)での情報交換。時計回りに発表したり、ガイド役が質問したりします。ここで大事なのは、担任がわたりから戻った時に、「一応の結論は何で、わからないことは何だ!」「一致した点は何だ。」とガイド役が説明したり、個々人が説明できる状態にあることが大事になってきます。担任はいるのですが、いないことを想定して、取り出し指導することも複式指導では必要です。


2014/04/30 12:50 | この記事のURL学習の様子