青森県八戸市立種差小学校
自ら学ぶ たくましい子

海洋教育って何するの?・・・生活科や総合の一つの視点

 本校は、長年、環境教育(環境保全・環境美化)の中に、種差の自然や海、地形等を取り込んで学習してきました。26年度は、ESD(地域と共に持続発展的な)の視点を取り込み、見直しながら進めてきました。27年度からは「海洋教育」という用語も使い、種差の自然や海、地形等を取り込んで学習してきた中の、海との人のかかわりに焦点を当てて活動を進めてきました。28年度は、そのまとめの年です。海洋教育を通して、海に従事する人、海洋研究者~を育成しようとしているのではありません。あくまでも、気づき、考え、行動する力(生きる力)、学校目標の「自ら学ぶたくましい子」の育成を目指しています。そこへ迫っていく、一つの視点なのです。毎年視点を変えていると思われますが、深化していると考えています。それは、理論と実践の両面を大事に活動を展開しているからです。たとえば、28年度の海洋教育の取組は、『海洋教育のカリキュラム開発~研究と実践~』(東京大学海洋アライアンス海洋教育促進センター編)を参考に、全国的に海洋教育進めている小・中・高校、さらに大学及び海洋研究家等の理論と実践を学びながら進めていくからです。
 1年間取り組んできた実践例は、冊子にまとめ、広く発信していきたいと思います。


2016/06/28 07:30 | この記事のURL海洋教育