青森県八戸市立種差小学校
自ら学ぶ たくましい子

子どもの姿・・・2日間を振り返って

 全校総合として取り組んだ種差らしいお菓子作りPJの発表・発信の機会として、21日・22日と種差海岸インフォメーションセンターで試食会及び販売会を実施しました。
 これは、センターの2月のプログラムの一つとして実施したものです。
 開発するきっかけや取組の様子を紹介するスライド発表では、メイン発表が3年児童2名でした。見ていただいた方々から、「3年生でここまで表現できたら立派です。」と褒めていただきました。実は、スライドの画像・画面を見せただけで、話す内容は3年児童が考えました。練習する中で少しずつ自分で説明を変えていきました。朝と昼の2回、1週間その作業を繰り返しました。そこには、根気よく頑張る姿がありました。その姿が、当日の発表する姿となり、ほめていただけたのだと思います。
 2年の児童は、試食の感想を書いていただくのに、「老眼鏡がないか?」と質問され、どうするのかなと見ていたら、事務室へ行き、拡大鏡を借りてきて、文字を大きく見せながらアンケートに答えてもらっていました。2年生なりに、気づき、考え、行動する姿を見ることができました。5年児童の笑顔で接客する姿、6年児童の校歌を一生懸命歌っている姿・・・。「遊び心のある教育活動をしてますね。今、このような教育が大切なのです。」と言葉をかけてくださった方もいらっしゃいました。子どもたちもほめていただき、自己有用感を高めることができました。教職員も認めていただくことができ、身体的には疲れましたが、心は満足感で一杯です。子どもたちが校歌を歌った時、卒業生やおばあさん方、地域の方々も一緒に歌ってくれた場面が、印象的でした。子供たちを地域に出すことの意義をここで感じたのです。
 町内の方々、卒業生、PTAのお母さん方などたくさんの方々の支援を受けてなんとか実施できました。感謝いたします。ありがとうございました。


2015/02/23 07:40 | この記事のURL総合学習