子どもから学んだ・・・大切なことを

 小規模・複式校は、人数が少ないために「多様な考えがでない」という課題があります。逆に、少ない人数ですから、自分の考えをしっかり話したり、書いたり、考えたりする時間をたくさんとることができます。自分の意見を言える子にするために、輪番制でどんどん発表させています。配慮していることは、発言をしぶっているからといって、すぐ助け舟をすぐ出さない、ということ。しっかり鍛えたいと思っています。
 今日、4年生の道徳で、「幸せとは何か」を考えさせる授業をしました。乙武さんの講演会や「五体不満足」の本の内容から授業案を考えました。板書記録を見ると、5名の子供たちにかなり考えさせ、発表もさせたなと思いました。
 ある子が「家族であいしあっている、ということがわかった気がする~」と感想を書いていました。とても深い捉え方だと感心しました。多様性も重要ですが、子供たちの思いをしっかり受けとめる授業も大事だと振り返ることができました。


2014/09/02 14:50 | この記事のURL学習の様子