昔の道具をつかって脱穀

 先日稲刈りをした稲の脱穀をしました。地域の皆様の協力のもと、昔ながらの道具「千把扱」「唐箕」「箕」を使って行いました。昔の道具の工夫はすごいこと、一つ一つの作業の大変さを子どもたちは感じていました。

 「千把扱」を使って、稲穂から籾をとります。足踏みをしながら回転させ、稲穂を
ドラムに押し当てて作業をします。外された籾がシャワーのように飛び散りました。


 「こおろし」で藁屑を取り除きます。前後に動かすと下に籾が落ち、藁屑が残ります。


 最後に「唐箕」で重い籾、軽い籾、藁屑に分けます。横についているハンドルを回すと風が起きて、重い籾が手前に、軽い籾が中間に落ちて分けられ、藁屑が遠くに飛んでいきます。60㎏ほどの収穫がありました。


たいへん貴重な体験活動ができました。地域の皆様、ありがとうございました。


2016/11/01 07:40 | この記事のURL里山学習