ロボットになるよ・・・1年いろいろなかたち

 1年生が、「はこのかたち」「つつのかたち」「ボール(たま)のかたち」の勉強をしていました。身の回りから形を集めています。それを使った立体的な工作もしました。
 このような形が、箱です、つつです。ボールです、と言えたらわかったことになるのでしょうか?体感を通してわかっていくことを大切にしたいですね。
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 箱・筒・球の立体模型を並べます。「教室の中にあるいろいろな形の物が、模型のかたちとおなじかたちはどれなか?」これでは、普通なので、今回は、担任がロボットになりました。
ロボット先生の前には衝立を置きました。(子供たちの置いた身の回りの物が見えない状態)。子供たちは衝立の後ろに身の回りから見つけた立体を置きます。それが模型のどれと同じなのかを口で説明して、ロボット先生にとってもらう、という活動をしました。
 「はこ」「つつ」「ボール」という言葉をロボットは知らないという設定(条件規制)にしたので、子供たちは困ってしましました。
 しばらくして、立体を触った感じで、「かどがある」「とがってる」「手にあたるとチクっとする」「つるんとしている」「まがってる」「ほそながい」「ころころころがる」・・・。このような言葉が出てきます。ヒントがいいいと当たります。当たるとわーと歓声があがります。
 1年生の授業でも、1年生なりに発見的に知識(この場合は箱・筒・球の特徴)を獲得していくプロセスを体験する授業を進めることが大切です。子供たちと授業を創り上げていく、創造型の授業づくりが求められています。

2013/06/15 10:30 | この記事のURL学習の様子