お宝
小中野小学校のお宝14
学校のお宝探検
小中野小学校はお宝がたくさんあります。書写の時間に学校を探検しました。
まずは、養徳館を見ました。
昔の書写の教科書がありました。
めずらしい墨もたくさんありました。
めずらしい硯もたくさんありました。
「石でできているから、重いね。」
「優勝」という種谷扇舟の書や蘭州市の子ども達の書がありました。
学校内に掲示している書も見ました。
「気づかなかったけど、図書室にもたくさんの書があるんだね。」
宝庫館には、書道や部活でいただいたトロフィーがたくさんありました。
まだまだ小中野小学校にはお宝がたくさんあります。みなさんも探してみて
くださいね。
小中野小学校のお宝13
小中野小学校のお宝12
小中野小学校のお宝11
この書はどこにあるでしょうか。この書は校長室の出入り口の上に掲げられ
ています。この書は種谷扇舟(1914~2004)の書です。
種谷扇舟は、白扇書道会の創始者です。小中野小学校は毎年白扇書道会
主催の全国学生書道展に出品して、全国優勝をいただいています。
「雪中椿」とは、真っ白な雪に咲く赤い椿の花の美しさを詠ったものだそうです。
また、種谷扇舟氏は小中野小学校創立120周年の記念の年に本校にいら
っしゃって、小中野小学校の体育館で児童に揮毫して見せてくださったそうです。
その作品は現在、養徳館に掲げられています。
また、その時に書いていただいたもう一つの作品は、次の
書です。
現在、体育館のステージの横の壁に掲げらています。
小中野小学校のお宝10
この書は、どこにあるでしょうか。
この書は、職員室の黒板の上の壁に掲げられています。
「楽天知命」と書かれています。「天を楽しみ、命を知る。
故(ゆえ)に憂(うれ)えず。」という故事成語です。
天命を知り、これを楽しむ境地にいたると、憂いがなく
なるという意味だそうです。自分の得意なことを精一杯
がんばれとエールを送ってくれているようです。
この書は、阿部翆竹(明治35年~平成10年)の書です。
阿部翆竹は大日本書芸院の創設者です。茨城県出身の方で
すが、八戸が好きでよくいらしたそうです。小中野にお弟子
さんがいらしたということで、小中野小学校に寄贈された
のではないかと思われます。
小中野小学校のお宝9
小中野小学校のお宝 8
小中野小学校のお宝を紹介します。この書は図書室に掲げられています。
みなさん、よく見ている書ではないでしょうか。
「おうみょうぞんれんしん」と読みます。「奧妙(奥義)を極めるには、平素から
絶えず心身を鍛えることで、初めて出来るようになる。」という意味です。
これは、、三船久蔵(三船十段)の書です。三船十段は、全国に出向き、柔道
の指導をしていたそうです。その際に、書をのこしていたようです。
小中野小学校には、「心錬存妙奥」という書がありますが、「奥妙錬心存」という
書もあるそうです。
久慈市に久慈市立三船十段記念館があります。
今回は、記念館の熊谷さんからいろいろ教えていただきました。
三船十段は、「空気投げ」という技を生み出した人です。
「空気投げ」は、「相手が動に転じた瞬間、重心をさげて相手
を投げる。まさに、『柔よく剛を制す』、柔道の真骨頂といえる
神技です。」
小中野小学校のお宝 7
小中野小学校のお宝 6
以前ブログで紹介された、表装をし直した作品です。現在職員室の前面の壁に
掲げられています。
この書は、「てんくうかいかつ」と読み、「空も海も広々としている。」という意味
です。みなさんの予想はあたっていましたか。
この書は「ばんこせいふう」と読み、「古いものを集めると新しいものがわかる」
という意味です。児童玄関前廊下に掲げられています。
これらの作品は、小原國芳先生の書です。小原先生は玉川学園創設者で、
「全人教育」を唱え、全国各地を行脚し、その教育論を講演されました。
八戸市にも昭和32年にいらっしゃったという記録が残っているので、
その頃寄贈されたものかと思われます。