小中野小学校ブログ

【6年生】キャリア教育の授業 続編です

2月16日(金)の1校時と2校時に,お二人の講師の
先生をお招きして,6年生が「キャリア教育」の学習会
を行いました。

【1校時目】
最初の先生は,なんと本校の類家先生の息子さんです。
類家宏平さんは,現在イラクに滞在しており,NPOで
現地の人々の生活支援にかかわる仕事をされています。
 


「国際協力ということについて知っていますか?」
子どもたちは,テレビなどで知っている事柄を答え
類家さんはそれを上手に解説してくださいました。





「自分が今,力を入れている仕事は,子どもたちに本
の読み聞かせをしてあげたり,演劇を教えてあげたり
していることです」
少し意外そうにしている子どもたちに,類家さんは,
「彼らに必要な支援は,いろいろな物資もそうですが,
想像力を伸ばしてあげることなのです。想像力を育て,
それがやがて自分の感性や心を豊かにしていくことに
気づかせたいのです……」
初めて知る世界の知らなかった現実に驚きながら,子
どもたちは,「自分だったら」と振り返り,類家さん
の勇気や志の高さに素直に感じ入っている様子でした。
自分を見つめるきっかけ(バトン)を,類家さんから
確かに受け取ったようです。



【2校時目】


2校時目は,現在文部科学省で核融合炉についての研究
に携わっていらっしゃる江刺家修平さんです。江刺家さん
は,なんと6年1組担任の佐々木先生の教え子さんです。



現在の研究のようすについても,わかりやすく説明して
くださいましたが,江刺家さんがお話した中で,特に
子どもたちの心を打ったのは,「自分の未来を切り開いて
いくために,これからの君たちに必要な力」という内容
でした。
「素直な心,人との約束を守ること,可能性を信じて,
チャレンジすること,一歩前へ勇気をもって踏み出すこと」
説得力のある人生の先輩からの言葉に,子どもたちは力強く
うなずいていました。



今回は偶然にも同じようなテーマ・お話の内容が重なり,
子どもたちにとって,たいへんためになる(自分をどう
磨かなきゃいけないか!)お話でした。
たいへん貴重な機会をくださったお二人に感謝です!

2024/02/16 14:30 | この記事のURL学校のようす