小中野小学校ブログ

手洗いは大丈夫?・・・簡易チェッカー箱を使って

 先日、西地区給食センターの食育講習会において、手洗いの達人になるための訓練を受けてきました。それを本校の養護教諭に伝えたところ、手作りの汚れチェッカーを作って、授業をしてくれました。5年1組の授業を参観させてもらいました。
 はじめに、病原菌がどのような経路で体内に取り込まれるのか、手や口の関係について説明を受けました。次に、日ごろの手洗いについて発表させ、手洗いで気を付けていることや洗い方について確かめ合いました。
 いよい実践です。手に手洗いチェッカー溶液をまんべんなく付けます。しばらくしてから、石鹸で洗い流しをさせました。けっこうな時間洗ってもらいました。
 教室には、何やら黒いごみ袋と段ボール、中にはライトがありました。袋の中に頭と両手を入れると、なんと汚れ落としの部分が青白く光って見えるのです。自分の目で洗い残しがあること、指や手首を丁寧に洗ったと思っても、汚れが残っていることに驚いていました。
 このうような気付きが、もっと丁寧に、指と指の間、爪の間もしっかり洗おう、と意識を変えることにつながります。
 この授業は、気付き、考え、次の行動に生かす力を高めたといえます。値段の高い備品を購入せずしても、工夫次第では効果的な授業となるのですね。チェッカー液を購入し、懐中電灯と黒い袋があれば、家族でチェックし合うことができます。お試しあれ!


2019/01/18 12:10 | この記事のURL安全・安心