2017年3月の記事
漁業資料室のお宝 魚群探知機
小中野小学校漁業資料室のお宝を紹介します。
「魚群探知機」
音響測深儀は船の底に装備した送波器から海底に向かって音波を発射して、その音波が海底から反射してきて受波器に受診されるまでの時間を測定いし、水中音波の伝搬速度から水深を求めるものです。また、海底までの途中に魚群がいると、これらの反射もあるので魚群のような弱い反射体の探知を目的として漁業用に使用されているものを魚群探知機といっていますが、どちらもほとんど同じもので、使われる目的が違っているだけです。
音響測深儀は、深い水深まで探知しようとすると周波数の低い方が減衰や反射損失が少なくてよいとされています。
反対に、魚群探知機の方は周波数の高い方がよいとされています。
一般に、14kHz~200kHz位の周波数が使われています。