第1回目校内研究授業・・・ノート指導と板書のあり方を探る

 今日は、5年1組で算数の研究授業を行いました。「小数÷小数の商とあまり」のところでした。ジュースをわける作業を通して、小数のわり算をし、あまりの量を問題にする導入でした。
子供たちは、5本ボトルにとり、「2L」あまるのか「0.2L」あまるのかという問いが生まれ、それを追求していく授業でした。
 本校は算数科を通して「自ら考え、ともに学び合う力を育てる学習指導のあり方」を研究していきます。サブテーマに、子供の思考が見えるノート指導と教師の板書の工夫を掲げています。
 今日の授業では、担任が子供のノートをしっかり見ていました。次の写真は、隣の子と教え合っている場面。
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 2なのか0.2なのかの根拠をたしかめ算で考えている場面。瞬時に子供のノートを見て、画用紙に発表用として書かせていました。ノートに書いたものは消さない、修正した時はそれがわかるノートに。その変容を担任がしっかり見とることが大事です。今日の授業ではしっかり見ていました。何を見て、何を取り上げ、皆の前に出すかを考えています。
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 子供たちに発表させたことを対比させ、どうまとめるのか、序列化するのか、統合するのか等を考えたものが黒板に残っていきます。
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 授業後のワークショップ型の協議会では、課題提示、問いはもてたか、話し合い(練りあい)の観点ごとに意見を出し合いました。
 1回目の授業が土台となり、3年の授業、6年2組の授業へと研究を進めていきます。
2013/06/05 18:50 | この記事のURL研修