研究授業・・・6年「比とその利用」

 学習指導要領には、「比について理解できるようにする」というねらいが記載されています。
比を理解するとは、2つの数量の大きさを比較するのに、5年生までは倍(整数倍)・割合、そして比例を学習しています。比の素地は学習してきています。授業前までに、比の表し方、比の値、等しい比を学習しました。
 それを受けての本時の授業。①日常生活から比が使われている事象を探し、②それを活用して処理(問題解決)する活動を行う、ことが大切になってきます。
 6年1組は、カルピスの濃さを扱い、問題解決をはかる授業を提案してくれました。
 授業後の研究協議会では、本校の研究仮説に掲げている「ノート指導の工夫」「思考のあとが見える板書」はどうだったのかに焦点をあて、話し合いました。
 ノート・・・①書きたくなる場をつくる、②何を書くか明確にする、③話し合いしたことと各自のノート、板書と関連を図る。
 板書・・・①提示の場の工夫、②作業や動きのある板書、子供たちのアイディアや知恵を持ち寄る板書、振り返りができる板書
 授業を通して、上記の7点が確認されました。提案性のある授業、有意義な協議会でした。
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2013/06/27 13:10 | この記事のURL研修