関わり方を学ぶ・・・SST

 友達を遊びに誘う、都合悪いときに上手に断るなど、言葉で上手にコミュニケーションをとる方法を学級活動の時間に学ぶことがあります。 「どんな時にかーっとなりますか?」という授業を参観しました。
 はじめ、けんかになったり、言い合いになったりする場面を出し合いました。そして、①攻撃する、②やつあたりする、③その場から出て行く、④我慢する、⑤相談するの5つの対応をしていくと今後どうなるかを考えさせ、ワークシートに書きます。
 「我慢するとストレスがたまる」「相談してもうまくいかない」「相談すると我慢しなさいと言われる」・・・。文句を言い合ったり、やつあたりしたりすると、どんどん友達関係が悪くなる、ということは頭ではわかるが、なかなか相談のよさが納得できない子もいます。
 ①~⑤の対応で自分がこれからとっていきたいランキングを考えさせ、第1位から決めさせます。相談するという子は、学級の半分くらいでした。
 このようなSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)を時々行い、人とうまく関わる方法を身に付けていきます。言葉で、「なかよくしなさい!」と言ってうまくいきません。このような学習も学校では必要となってきています。
画像

2013/06/06 12:40 | この記事のURL学習の様子