漁業資料室のお宝 船用無線機用時計
小中野小学校漁業資料室のお宝を紹介します。
「船用無線機用時計」
船舶は、天気や魚の値段、仲間や他の船の水揚げの様子など、その他いろんな情報を集めるために、さまざまな無線機を積んでいます。多い船は20台位もの無線機を積んでいます。それらの情報だけではなく、例えば、他の船が遭難し、救難信号を発信しているのをキャッチする必要もあります。しかし、そのときに無線機を使用していると、その救難信号をキャッチすることができません。そのため船舶には、救難信号などをキャッチするために無線を使えない時間が決められています。この時計の赤く染められているところが無線の使えない時間を表しています。また、船舶の無線は、時間ごとに使える周波数が決められていて、それは毎年変わっています。