2011年2月の記事
ブログのお知らせ・・・見る方法として!
学校ブログを4月から開設していました。多くの方々にアクセスしていただいています。本校の教育活動の紹介やお願い等も発信しています。ブログを読んでボランティアになっていただいたり、出前授業に参加してくださったりする保護者も増えてきました。保護者にとっては、難しい内容(算数の授業記録のようなもの)も100以上のアクセスがあります。難しくても、今何が求められていて、学校では何に力を入れて取り組んでいるにかを知りたいのだと思います。
今後も引き続き、本校ブログをよろしくお願いいたします。
今回、ブログの見方をプリントにして配布しました。この機会に一度見ていただければ幸いです。
今後も引き続き、本校ブログをよろしくお願いいたします。
今回、ブログの見方をプリントにして配布しました。この機会に一度見ていただければ幸いです。
外国語活動のまとめ・・・2年間の成果を「研究の軌跡」として!
本校は、文部科学省教科調査官:直山木綿子先生から2年間ご指導をいただきました。公開発表も2度行いました。その2年間をまとめたものを「研究の軌跡」と題して発行する予定です。23年度からの外国語活動本格実施の参考になるものと思います。これからの外国語活動の指針となる内容です。3月上旬には、各校・関係団体へ配布できるよう準備を進めております。(明日には納品という連絡がありました。)
さらに、本校の実践例が「小学校外国語活動モデル事例集」に掲載されました。先日発刊されました。その本には、5年「クイズ大会をしよう」児童のコミュニケーションを活発にする工夫、という本校の事例が掲載されています。これは、英語ノートを少しアレンジして、どう授業展開をするかを提案した内容です。6年の例は、評価をどのように行うのかをわかりやすく書いています。参考にしていただければ幸いです。
さらに、本校の実践例が「小学校外国語活動モデル事例集」に掲載されました。先日発刊されました。その本には、5年「クイズ大会をしよう」児童のコミュニケーションを活発にする工夫、という本校の事例が掲載されています。これは、英語ノートを少しアレンジして、どう授業展開をするかを提案した内容です。6年の例は、評価をどのように行うのかをわかりやすく書いています。参考にしていただければ幸いです。
直方体の展開図54種類・・・ICT活用で怖くない!
今日は、いよいよ直方体の展開図。朝自習で長方形3種類6枚をあらかじめ作ってもらいました。6枚を並べて展開図にし、直方体になるかどうか確かめさせました。セロテープで止めてから組み立てます。「隣り合う面が同じだと駄目だ。」「ペアになる辺の長さが同じにる。」「Tから変身だ。」「十字かから1個ずつ変える。」・・・。
「いくつあるのかな?」この時点で、パソコン登場。「パソコンのシミュレーションソフトの中に答えがあるよ。対戦してみる?」やる!やる!というこで、17人対PC1台の対戦となりました。子どもたちが作った展開図をPCで構成し、クリックして確かめます。正解ならベル、うまくいかない場合は動きません。
見つけるたびに歓声があがります。10個くらいまでは、子供たちがどんどん見つけます。ここからは、同じ物、重なりや組み立て不可能なものも出てきます。失敗作も無駄にぜず、どの面をどう変えるとよかを検討していきました。そうすると、思わぬ形ができてきます。偶然の産物もあります。
「先生、いくつあるの?」しつこく聞くので、「54だよ。」「えー!無理無理」と言うのかと思ったら、「新しい工作用紙ください!」・・・。
授業の最後に、答えをあげると言いましたが、誰ももらいに来ませんでした。家庭学習で取り組んでくるそうです。
今日は、机の上で組み立てたり、念頭で操作したりしました。さらに、PCで面と面がどう動きどうつながるのかも視覚的に見ていきました。向かい合う面、ペアの面も意識できました。展開図いろいろの世界から、空間概念を。
校務用PCで「展開図ソフト テンカイ」とネット検索をかけると、シミュレーションソフトを活用できます。人間が考えた展開図を機械(PC)が確かめることになっていきます。面倒なことは機械にさせるのですね。
「いくつあるのかな?」この時点で、パソコン登場。「パソコンのシミュレーションソフトの中に答えがあるよ。対戦してみる?」やる!やる!というこで、17人対PC1台の対戦となりました。子どもたちが作った展開図をPCで構成し、クリックして確かめます。正解ならベル、うまくいかない場合は動きません。
見つけるたびに歓声があがります。10個くらいまでは、子供たちがどんどん見つけます。ここからは、同じ物、重なりや組み立て不可能なものも出てきます。失敗作も無駄にぜず、どの面をどう変えるとよかを検討していきました。そうすると、思わぬ形ができてきます。偶然の産物もあります。
「先生、いくつあるの?」しつこく聞くので、「54だよ。」「えー!無理無理」と言うのかと思ったら、「新しい工作用紙ください!」・・・。
授業の最後に、答えをあげると言いましたが、誰ももらいに来ませんでした。家庭学習で取り組んでくるそうです。
今日は、机の上で組み立てたり、念頭で操作したりしました。さらに、PCで面と面がどう動きどうつながるのかも視覚的に見ていきました。向かい合う面、ペアの面も意識できました。展開図いろいろの世界から、空間概念を。
校務用PCで「展開図ソフト テンカイ」とネット検索をかけると、シミュレーションソフトを活用できます。人間が考えた展開図を機械(PC)が確かめることになっていきます。面倒なことは機械にさせるのですね。
1年の計は1月~2月にあり・・・外部リソースの活用
先日、教務主任が平成23年度教育課程申請書を持参しました。学校歴の中に、いかに具体的な教育活動、外部リソースの活用を盛り込むことができるかが重要です。
外部リソースの活用のポイントは、1月~2月に募集して次年度の予算化を図ることがほとんどです。ですから、1月~2月が勝負。3月は「さる」と言いますので、遅いのです。2月の「逃げる」で押さえておく必要があります。
例えば、6月にはエネルギー出前授業(4年理科)、7月森と湖(4年)、11月エコクッキング(5年)、12月風力発電見学、10月ミュージカル(全学年)、11月ロボット教室(6年)、気象予報士出前授業(4~6年)、八戸市内企業見学・・・。
これがトピックで終わらないためには、どの教科・領域にどう位置づけのか、何をねらいとするのかをはっきりさせることと、それらをつなげる教育コーディネーター役が重要です。
今週、山形フィル、仙台フィルのスクールコンサートやスクールサイエンス教室等の募集も学校に届いていました。これも実現できるとすばらしいですね。今、続々教育課程に取り込める外部リソース情報が学校に送付されています。
外部リソースの活用のポイントは、1月~2月に募集して次年度の予算化を図ることがほとんどです。ですから、1月~2月が勝負。3月は「さる」と言いますので、遅いのです。2月の「逃げる」で押さえておく必要があります。
例えば、6月にはエネルギー出前授業(4年理科)、7月森と湖(4年)、11月エコクッキング(5年)、12月風力発電見学、10月ミュージカル(全学年)、11月ロボット教室(6年)、気象予報士出前授業(4~6年)、八戸市内企業見学・・・。
これがトピックで終わらないためには、どの教科・領域にどう位置づけのか、何をねらいとするのかをはっきりさせることと、それらをつなげる教育コーディネーター役が重要です。
今週、山形フィル、仙台フィルのスクールコンサートやスクールサイエンス教室等の募集も学校に届いていました。これも実現できるとすばらしいですね。今、続々教育課程に取り込める外部リソース情報が学校に送付されています。
6年生の歌声・・・式歌の一部を披露
雪国の学校必需品・・・スノードロッパー5m!
落ちない屋根雪・・・ビフォー、アフター
サッカー部6年生を送る会・・・水のトラブルにも関わらず!
今日は、サッカー部の6年生を送る会がありました。保護者会の慰労も兼ねた会でした。朝からせんべい汁の準備をしていました。ところが、家庭科室の水が出ない、というアクシデント。自動水抜き栓が作動せず、水が2階へ上がっていきません。廊下の水道から鍋釜にくんで調理作業を進めていました。
水抜きのモーターは、屋根雪の下にあったため、お父さん方で雪かき作業。次に、地区の水道屋さんに電話し、緊急出動。40分くらいで原因究明、水抜き栓基盤(機械)の故障でした。
手動で水抜き解除をし水を出しました。何とか調理に間に合いました。
こんなトラブルの中、保護者の一致団結でせんべい汁、おにぎり4種、フライドポテト、チキンナゲット等・・・。会食の後、ビンゴゲームをしました。6年生と楽しい一時を過ごすことができたようです。
保護者会の段取りのよさとチームワークに感謝します。子供たちは、このような親の姿を見てありがたいと思っているでしょう。思える子であってほしいと思います。
水抜きのモーターは、屋根雪の下にあったため、お父さん方で雪かき作業。次に、地区の水道屋さんに電話し、緊急出動。40分くらいで原因究明、水抜き栓基盤(機械)の故障でした。
手動で水抜き解除をし水を出しました。何とか調理に間に合いました。
こんなトラブルの中、保護者の一致団結でせんべい汁、おにぎり4種、フライドポテト、チキンナゲット等・・・。会食の後、ビンゴゲームをしました。6年生と楽しい一時を過ごすことができたようです。
保護者会の段取りのよさとチームワークに感謝します。子供たちは、このような親の姿を見てありがたいと思っているでしょう。思える子であってほしいと思います。
プレート・・・大人気です!
4年生が立体の勉強で使っている構成板(ピタゴラスプレート)が大人気です。休み時間ごとに子どもたちが触っています。立方体の展開図(11種類)を確かめていました。
子どもたちは正方形のプレート2枚をテープでつなぎ、長方形を作り出しました。次に彼らがやろうとしていることは、恐ろしい「直方体の展開図の種類」だと予想します。恐ろしいと表現したのは、4年生が終わっても何個かはっきりしないのではないかということです。(経験上)算数実践家の著書では○○種類と明記されています。
さて、子どもたちは、これに挑戦していくのでしょうか?挑戦するとなると担任もとことん付き合う覚悟がないといけません。
子どもたちは正方形のプレート2枚をテープでつなぎ、長方形を作り出しました。次に彼らがやろうとしていることは、恐ろしい「直方体の展開図の種類」だと予想します。恐ろしいと表現したのは、4年生が終わっても何個かはっきりしないのではないかということです。(経験上)算数実践家の著書では○○種類と明記されています。
さて、子どもたちは、これに挑戦していくのでしょうか?挑戦するとなると担任もとことん付き合う覚悟がないといけません。
立方体の展開図・・・いくつあるのかな?
袋の中にある立体を入れておきます。質問をしながら当てっこさせました。面の形は~とか。必要に応じて上の面・下の面(底面)、回りの面(側面)という用語を教えます。このやりとりが、図形の構成要素の理解を深めます。
さらに、ある立体を当てるのに、言葉を使わず、誰かが目で見たのを伝えることにしました。今度は、目で見た立体を黙って展開図にかいて、相手に伝えます。それぞれ大きさは違いますが、直方体・立方体と言い当てていきました。
最後に出したのが、立方体でした。(写真のような磁石でつながる立体構成版:ピタゴラスプレート:知育玩具の一種)
プレートで立方体を作らせました。「十字か」や「T(ティー)」を簡単に作ります。子どもたちから「もっとできる、もっと違ったのできる。」と声が上がります。ここで、次の目当てが、「十字かのほかにもできるのかな?」となりました。工作用紙に展開図をかき、プレートで確かめ、組み立てOKなものを黒板にかき出しました。形に名前をつけながら、7個まで見つけました。誰かが、教科書を見て「11個ある!」と言いました。答え見るか見ないか、と問うと、「見ないで見つけたい。」と粘ってきたので、引き続き行いました。(2時間目突入)
何とか10個まで見つけました。残りの1個がなかなか見つかりません。「このままだと夜眠ることができないよ!」と言い出す子も。
ここで先生の助け船。ある子の作り方を見せました。(基本形をもとに1個ずつつなげる、変える方法)それでも見つかりません。あった!と言ってプレートで試すと重なりがある展開図でした。
先生の最後の助け船。「仲間分けできないかな?」この言葉から、中央に「4枚」「3枚」「2枚」
と並ぶ形で3つの分けることが分かりました。その中の3枚グループでまだ1枚どこかへ置くことがっできることを見つけました。
とうとう11個目を見つけました。(Wの形)これに「市小4年ダブル」と命名して授業を終えました。
11個見つけるのがねらいではなく、11個見つける活動を通して、1年からのずらす・回す・ひっくり返すという操作や図形の構成要素、空間概念を高めていくことです。
この授業を参観して、「このような授業を続けることが、粘り強さ(本校の課題)につながるのではないか。」と思いました。
さらに、ある立体を当てるのに、言葉を使わず、誰かが目で見たのを伝えることにしました。今度は、目で見た立体を黙って展開図にかいて、相手に伝えます。それぞれ大きさは違いますが、直方体・立方体と言い当てていきました。
最後に出したのが、立方体でした。(写真のような磁石でつながる立体構成版:ピタゴラスプレート:知育玩具の一種)
プレートで立方体を作らせました。「十字か」や「T(ティー)」を簡単に作ります。子どもたちから「もっとできる、もっと違ったのできる。」と声が上がります。ここで、次の目当てが、「十字かのほかにもできるのかな?」となりました。工作用紙に展開図をかき、プレートで確かめ、組み立てOKなものを黒板にかき出しました。形に名前をつけながら、7個まで見つけました。誰かが、教科書を見て「11個ある!」と言いました。答え見るか見ないか、と問うと、「見ないで見つけたい。」と粘ってきたので、引き続き行いました。(2時間目突入)
何とか10個まで見つけました。残りの1個がなかなか見つかりません。「このままだと夜眠ることができないよ!」と言い出す子も。
ここで先生の助け船。ある子の作り方を見せました。(基本形をもとに1個ずつつなげる、変える方法)それでも見つかりません。あった!と言ってプレートで試すと重なりがある展開図でした。
先生の最後の助け船。「仲間分けできないかな?」この言葉から、中央に「4枚」「3枚」「2枚」
と並ぶ形で3つの分けることが分かりました。その中の3枚グループでまだ1枚どこかへ置くことがっできることを見つけました。
とうとう11個目を見つけました。(Wの形)これに「市小4年ダブル」と命名して授業を終えました。
11個見つけるのがねらいではなく、11個見つける活動を通して、1年からのずらす・回す・ひっくり返すという操作や図形の構成要素、空間概念を高めていくことです。
この授業を参観して、「このような授業を続けることが、粘り強さ(本校の課題)につながるのではないか。」と思いました。