八戸市立市野沢小学校

伝統文化理解教育

教訓・・・いくつかの書から

 カッコー集会のためホールに集まり全校の歌声が響いていました。子どもたちの頭上に、創立90周年記念の書が掲額されています。
 「少年老いやすく 学成りがたし 一寸の光陰 軽んずべからず
 未だ覚めず ちとうしゅうそうの夢 階ぜんのごよう すでに秋声」
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 月日が経つのは早い、あっという間に11月中旬、子供たちの学習面はどうだろうか?学成りがたしでも前進はあったでしょう。残りの時間を大切に学習や学校生活を進めていきましょう!
45年前の婦人会の方々が寄贈なさった書は教訓的ですね。
 体育館には、「実践」という書。
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 私たち教師は、「授業実践」「理論と実践」「実践家」という言葉を使うことがあります。この書は、「よい授業をしなさい。」と激励しているようです。体育館に掲額してありますので、子どもたちには「しっかり運動しなさい。」と語りかけているのでしょう。
2010/11/17 14:20 | この記事のURL伝統文化理解教育

読み上げCD活用百人一首・・・子どもの様子がよくわかる!

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 人の代わりを機械がしてくれると、「○○さんが強いのはどうしてかな?」「上の句を覚えている」「相手の札も覚えている」「自分の10枚も裏を見て暗記している」・・・。
 皆勝ちたいと思っている、勝つためにはどんな工夫や努力をするのか話し合わせることもできます。一番よいのは、楽しそうに取り組んでいる子どもの顔を見ることができるところですね。

 今朝も 「先生、南郷図書館で五色百人一首の本借りたよ。」と話しかけてきた4年生がいました。嬉しいですね。
 南郷図書館にも早速、「五色百人一首」の用語と意味をお知らせし、子どもたちが借りに行くかもしれないことを伝えました。国語等で勉強した作者をお知らせして、放課後借りに行く子がいることを時々伝えています。その作家のコーナーを特設したりしてくださるので、大変助かっています。(夏は星座に関するコーナーを設定)
2010/11/05 10:40 | この記事のURL伝統文化理解教育

合掌土偶グッズたくさんあり!

 人形焼きの合掌土偶もありますが、ストラップもあるんですね。画像画像
 新幹線はやてネクタイは、ぼう○○レにありました。次は、合掌土偶ネクタイ?ありかな?誰がする?もし、あったら誰がしめてきそうでしょうか。
 今日、体育館ではバスケット部が、鮫小と湊小バスケット部と練習試合をしていました。20日・21日が秋季大会、6年生が最後の試合となります。なお、卓球は23日岩手県北卓球大会です。
 合掌土偶ストラップも応援しています。(合掌!)
2010/11/03 10:10 | この記事のURL伝統文化理解教育

伝統文化理解教育・・・教科との関連は?

 伝統文化理解は、トピック的に扱うものではありません。教科指導や各領域等との関連を図りながら指導しなければなりません。関連がある指導内容として、
○国語
昔話や神話・伝承、短歌や俳句、古文や漢文、毛筆 等
○社会
文化財や年中行事、国旗、歴史上の人物、文化遺産 国際交流や国際協力、我が国の国 と 国歌の意義 等
○算数
そろばん、単位、割合 等
○理科
自然環境の保全 等
○生活
季節や地域の行事、四季の変化や生活の様子 等
○音楽
わらべうた、和楽器など我が国の音楽、郷土の音楽 諸外国の音楽、国歌 等
○図画工作
我が国や諸外国の親しみのある美術作品 等
○家庭
米飯、みそ汁 等
○体育
伝承遊び、フォークダンス 等
 これらを意識して普段の授業を進めることが大事です。一番大事なのは、教科の力をつけることですので、上記の内容をただ行うのではありません。上記のような学校教育の様々な場面で実施することを通して、「自分の身近な地域や自国の伝統・文化の価値を理解し誇りに思える子ども」の育成に努めます。
 難しい内容になりましたが、これからの本校において重要な視点ですので、お知らせしました。

2010/10/26 07:10 | この記事のURL伝統文化理解教育

伝統文化理解教育・・・この視点も大事にしています!

子供たち自身が今日的な視点から我が国の伝統や文化をとらえ直し、日本のすばらしさを誇りに思うと同時に、世界の中で日本人としてよりよく生きていくために、何をどのように生かしていくかについて理解し実践する教育、伝統文化理解教育があります。
 新学習指導要領でも、国語科での古典の重視、社会科での歴史学習の充実、音楽科での唱歌・和楽器の指導の充実、技術・家庭科での伝統的な生活文化の重視、美術科での我が国の美術文化の指導の充実、保健体育科での武道の指導の充実などが求められています。
 本校においても、学校行事(例えば、七夕や収穫祭)、教科(先日の4年昔の道具等)や総合的な学習(青い目の人形等)において伝統文化理解教育が進められています。子供会では、夏祭りでお囃子を練習しています。
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 本校のこのような取り組みも伝統文化理解につながっているわけです。
 今回、学習発表会では、南中ソーランを4~6年で踊りました。テープに合わせて踊りましたが、和太鼓もありますので、これからは和楽器も取り入れた踊りにしていきたいものです。
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 ソーラン節が生まれた当時の生活(ニシン漁と南郷の捕鯨、海に生きる関係等)や文化などの歴史的な背景についても学習させたいと思います。さらに、稚内南中学校のソーランの取組なども調べさせたいと思います。
 今後も総合的な学習や教科学習と関連した伝統文化理解教育を進めていきます。ご理解とご支援をお願いいたします。

2010/10/25 13:40 | この記事のURL伝統文化理解教育
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