2011年4月の記事
折ればぴったり重なるもの探し・・・線対称の導入
4年生で飼育しているキアゲハ、とても綺麗です。それを見ていた6年生、模様がぴったり重なる!と言い出しました。算数で線対称・点対称の学習をしています。
「本当に左右ぴったりなの?」「折り目は体の真ん中かな?」「対称の軸は体だから調べられないね。」
ここで、蝶はうごくから別な物を調べなさい、とすり替えたのでは意欲が半減します。どこまでも子どもの言葉や思いに寄り添っていきたいものです。
図鑑で蝶を調べてみると、対称性であることに気付いていきます。授業で線対称な図形の作図を学習すると、「蝶の羽半分でも全体をかくことができる!」という子もあわわれます。
そうなってくると、対称の軸の意味や対称の軸の性質(軸に垂直に交わる、対応する2点間は等しい)がよく分かってきます。自分たちの調べたいものを調べ、作図したりする活動を通して次第に学習を進めていきます。いかに子どもたちに必要感を持たせ、はてな?を追究させていくかが面白いところですね。
最後は、身近な物、校章などを調べてみます。市の字が船に見えたり、朝日の光線が船に見えたりします。船に見えるのは、クジラに関係する地域だったからでしょうか?
いろいろ調べさせると、学校や地域の特徴も見えてきます。
「本当に左右ぴったりなの?」「折り目は体の真ん中かな?」「対称の軸は体だから調べられないね。」
ここで、蝶はうごくから別な物を調べなさい、とすり替えたのでは意欲が半減します。どこまでも子どもの言葉や思いに寄り添っていきたいものです。
図鑑で蝶を調べてみると、対称性であることに気付いていきます。授業で線対称な図形の作図を学習すると、「蝶の羽半分でも全体をかくことができる!」という子もあわわれます。
そうなってくると、対称の軸の意味や対称の軸の性質(軸に垂直に交わる、対応する2点間は等しい)がよく分かってきます。自分たちの調べたいものを調べ、作図したりする活動を通して次第に学習を進めていきます。いかに子どもたちに必要感を持たせ、はてな?を追究させていくかが面白いところですね。
最後は、身近な物、校章などを調べてみます。市の字が船に見えたり、朝日の光線が船に見えたりします。船に見えるのは、クジラに関係する地域だったからでしょうか?
いろいろ調べさせると、学校や地域の特徴も見えてきます。
連休の過ごし方とお願いについて
郷土のほこりを実感・・・8000年前の土偶!
6年生は、合掌土偶づくりを通して、縄文人の巧みさを知りました。授業では、南郷区(馬場瀬、狐森)から発掘された土偶や土器も見せてもらいました。「クッキーのかけらみたい!」と笑った土偶が、なんと8000年前の土偶(国内でも珍しい)でした。しかも、私たち南郷区で発掘されたと聞き、さらに驚きました。それと同時に、この地域にも縄文人が住んでいたことをはじめて知りました。
出前授業後、子どもたちは感想を書きました。それを読み合い、お互いに感じたこと、思ったことを確認し合いました。感想文には、縄文人の巧みさや難しいのによく精巧に作ったものだ!とか、自分たちの住んでいるところでもすばらしい土器や土偶が出土してびっくり!という言葉が書いてありました。地域への愛着や関心を高める機会になったことが一番嬉しことでした。書いて思いを蓄積し、発信することが大事です。トピックをトピックで終わらせない継続的な取組、子どもの心を育てる取組が大事です。
これが、8000年前の土偶です。
出前授業後、子どもたちは感想を書きました。それを読み合い、お互いに感じたこと、思ったことを確認し合いました。感想文には、縄文人の巧みさや難しいのによく精巧に作ったものだ!とか、自分たちの住んでいるところでもすばらしい土器や土偶が出土してびっくり!という言葉が書いてありました。地域への愛着や関心を高める機会になったことが一番嬉しことでした。書いて思いを蓄積し、発信することが大事です。トピックをトピックで終わらせない継続的な取組、子どもの心を育てる取組が大事です。
これが、8000年前の土偶です。
完成した合掌土偶・・・野焼きの予定
合掌土偶づくり出前授業・・・縄文人の巧みさを知る
6年生は、社会科の歴史学習(縄文時代)の発展として、縄文学習館の小林館長さんはじめ、ボランティア等7名による出前授業が行われました。
図工室で、粘土をいくつかのブロックに分けてから、合掌土偶づくりを行いました。体や足は簡単にできましたが、ネックレスなど細かい装飾が多く、6年生17名は大変苦労していました。「縄文人はすごい!」「高度な技術!」などと感想を言いながら作っていました。
2時間半かけてようやく完成しました。このあとはしっかり乾燥させます。乾燥させた合掌土偶を見ながら、振り返りの感想を書かせていきます。この体験から何を学び、今後の歴史学習への意欲につなげていきましょう。
完成した合掌土偶と7月にオープンする是川縄文館の国宝とを比べてみたいものですね。この体験が国宝の合掌土偶を身近なもの、八戸の誇りに思える子どもたちに育んでいくのだと思います。貴重な体験をさせてくださった縄文学習館のスタッフの皆様、ありがとうございました。
図工室で、粘土をいくつかのブロックに分けてから、合掌土偶づくりを行いました。体や足は簡単にできましたが、ネックレスなど細かい装飾が多く、6年生17名は大変苦労していました。「縄文人はすごい!」「高度な技術!」などと感想を言いながら作っていました。
2時間半かけてようやく完成しました。このあとはしっかり乾燥させます。乾燥させた合掌土偶を見ながら、振り返りの感想を書かせていきます。この体験から何を学び、今後の歴史学習への意欲につなげていきましょう。
完成した合掌土偶と7月にオープンする是川縄文館の国宝とを比べてみたいものですね。この体験が国宝の合掌土偶を身近なもの、八戸の誇りに思える子どもたちに育んでいくのだと思います。貴重な体験をさせてくださった縄文学習館のスタッフの皆様、ありがとうございました。