2010年9月の記事
キッズ・シェフを終えて・・・食育とキャリア教育の実践!
1学期から取り組んできた「キッズ・シェフ」の活動が、先日で終わりました。現在は、振り返り活動をさせています。振り返る際、新聞記事を読むことも大事です。自分たちの活動がどうだったのか、どのような意味があったのかを客観的に振り返ることができます。
さらに、子供たちは青森県学校給食会から、地産地消の大切さを訴えるクリアファイルもいただきました。食育に関する勉強は、このファイルに綴じ込んでいきます。
ご協力いただいた、八戸パークホテル:石倉シェフと小笠原さん、青森県学校給食会に感謝いたします。ありがとうございました。
最後に、学校農園にお手伝いいただいた保護者の方々にお礼申し上げます。この協力がなければ、「地産地消」の実現ができませんでした。改めて、南郷の食材の素晴らしさを実感しました。
「料理の道に進みたい!」「パティシエになりたい!」という声も聞こえました。食育の一環として実施しましたが、キャリア教育にも関連します。将来の夢をもつことにつながりました。
学校園は昆虫ワールド・・・子供たちが見せに来る!
ニンジンの細い葉にキアゲハの幼虫がついていました。早速、子供たちは職員室へ。
見せに来た子に、どんな働きかけをするかが大事です。先日のセミの抜け殻の写真を撮った子には、「抜け殻が落ちていた林はどこ?簡単な地図を書いて、拾った場所をかいて。セミの種類ごとに分けてみて。」・・・これが簡単なセミの生態調査になります。
10月ごろになったら、「7cmくらいの木片を黒くぬり、糸をつけ、バッタづりをしてみよう!」と投げかけます。黒の木片をメスと勘違いします。木片のかわりに、ネギ(白い部分を7cm)を糸に結んでもOK。臭いに誘われバッタが寄ってきます。・・・バッタの習性を活用したバッタづり。楽しいですよ。川がちかくにないので、バッタづりでつり感覚を。
動き出す子供を育てるには、それなりの「しかけ」が必要です。
見せに来た子に、どんな働きかけをするかが大事です。先日のセミの抜け殻の写真を撮った子には、「抜け殻が落ちていた林はどこ?簡単な地図を書いて、拾った場所をかいて。セミの種類ごとに分けてみて。」・・・これが簡単なセミの生態調査になります。
10月ごろになったら、「7cmくらいの木片を黒くぬり、糸をつけ、バッタづりをしてみよう!」と投げかけます。黒の木片をメスと勘違いします。木片のかわりに、ネギ(白い部分を7cm)を糸に結んでもOK。臭いに誘われバッタが寄ってきます。・・・バッタの習性を活用したバッタづり。楽しいですよ。川がちかくにないので、バッタづりでつり感覚を。
動き出す子供を育てるには、それなりの「しかけ」が必要です。
あまりのあるわり算の発展・・・どうして先生がいつも勝つの?
おはじき21個を取り合うゲームをします。一人は1回に、1個~3個まで取ることができます。2人で交替で取ります。最後に、赤いおはじきを取った人が負け、というゲーム。
先生は、先攻・後攻に関わらず、勝ち続けます。子供たちは負け続けます。「絶対、先生は負けないよ!」と言うと子供たちはヒートアップ。
やがて、「先生が先に取って」「先生のまねして、2個なら2個、1個なら3個、3個なら1個」と次第に秘密に気づいていきます。
取ったおはじきを意図的に並べて見せます。
①● ・・・・・●●●
②●●●・・・・●
③●●・・・・・・●●
④●●・・・・・・●●
⑤●・・・・・・・・●●●
こうなると、4×5や20÷5=4、最終的に、21÷5=4あまり1に気づきます。
このような発展的なゲームをあまりのあるわり算のあとに取り上げると、子供たちは昼休みもゲームに取り組んでくれます。そして、「数を○個にしたら」「1回に取る数を△個までにしたら」とさらに発展させていきます。今日は、3年生で楽しく勉強できました。
ポイズン・リムーバー・・・保健室、職員室に常備
スズメバチの巣・・・駆除しました!
市小キッズ・シェフの実施・・・地産地消のフランス料理をつくる!
今日、八戸パークホテルの石倉シェフにご協力いただき、子供たちが1学期に考えた地産地消のメニュー、南郷の特産を使ったメニューを考えました。その中から、「トウモロコシのクリームスープ」「にんじんサラダオレンジ風味」「牛フィレ肉のモロヘイヤ包み焼き」「ブルーベリーヨーグルトふわふわムース風」の4品を作りました。そのほか、学校農園のトマトを使った「トマトとモッツアレラチーズ添え」、6年生でたくさん獲れたサツマイモを使った「スイートポテト」もいただきました。
子供たちは、自分たちが考えたレシピ、南郷の食材、親子農園の食材を使ったメニューを作ることができ満足していました。一番は、おいしかったことです。この味を忘れないでほしいものです。「おいしい!」と実感することが本当の食育です。
なお、この企画は、青森県学校給食会の食育推進事業の支援をいただき実施しました。
各メニューの説明と調理法をレクチャーする石倉シェフ。
子供たちは、自分たちが考えたレシピ、南郷の食材、親子農園の食材を使ったメニューを作ることができ満足していました。一番は、おいしかったことです。この味を忘れないでほしいものです。「おいしい!」と実感することが本当の食育です。
なお、この企画は、青森県学校給食会の食育推進事業の支援をいただき実施しました。
各メニューの説明と調理法をレクチャーする石倉シェフ。
3年生が担任と創る授業・・・国語の校内研修
今日の校内研の研究授業は、3年生単元名「分類ということ」14時間扱いの第1時の授業でした。ねらいは、様々な形・色・体のつくり・身に付けている物等がちがう猫の絵を根拠(仲間分けする観点)をつけて分類し、自分の分け方と友達の分け方と比べながら聞くことができる、でした。
子供たちは、いろいろな見方をして、猫のグループ分けをしていました。目があいている、いない、しっぽが丸い、丸くない等、様々な観点を決め、2つにグループ分けしています。一人でいろいろの考え方・見方をしています。
発表では、単に個人個人の発表をさせるのではなく、実物投影機で映し出した分け方を相手が見て、まわりの人が予想する、という方法で授業が進んでいました。自分で観点を決めるのも大事ですが、友達の観点を見抜く力も大切です。本時は、この力を高めるための提案でした。3年生なりに一所懸命発表してくれました。
例えば、算数でも立体の仲間分けをする時、図形の構成要素(辺・面~)に着目することができません。1年生からの算数だけの積み重ねだけでなく、国語科での分類の経験が重要です。今日は、第1時でしたので、いろいろな観点を知り、友達の観点のよさ、多様性を理解することができました。
子供たちは、いろいろな見方をして、猫のグループ分けをしていました。目があいている、いない、しっぽが丸い、丸くない等、様々な観点を決め、2つにグループ分けしています。一人でいろいろの考え方・見方をしています。
発表では、単に個人個人の発表をさせるのではなく、実物投影機で映し出した分け方を相手が見て、まわりの人が予想する、という方法で授業が進んでいました。自分で観点を決めるのも大事ですが、友達の観点を見抜く力も大切です。本時は、この力を高めるための提案でした。3年生なりに一所懸命発表してくれました。
例えば、算数でも立体の仲間分けをする時、図形の構成要素(辺・面~)に着目することができません。1年生からの算数だけの積み重ねだけでなく、国語科での分類の経験が重要です。今日は、第1時でしたので、いろいろな観点を知り、友達の観点のよさ、多様性を理解することができました。