八戸市立市野沢小学校

3年生が担任と創る授業・・・国語の校内研修

 今日の校内研の研究授業は、3年生単元名「分類ということ」14時間扱いの第1時の授業でした。ねらいは、様々な形・色・体のつくり・身に付けている物等がちがう猫の絵を根拠(仲間分けする観点)をつけて分類し、自分の分け方と友達の分け方と比べながら聞くことができる、でした。画像画像
 子供たちは、いろいろな見方をして、猫のグループ分けをしていました。目があいている、いない、しっぽが丸い、丸くない等、様々な観点を決め、2つにグループ分けしています。一人でいろいろの考え方・見方をしています。
 発表では、単に個人個人の発表をさせるのではなく、実物投影機で映し出した分け方を相手が見て、まわりの人が予想する、という方法で授業が進んでいました。自分で観点を決めるのも大事ですが、友達の観点を見抜く力も大切です。本時は、この力を高めるための提案でした。3年生なりに一所懸命発表してくれました。画像画像
 例えば、算数でも立体の仲間分けをする時、図形の構成要素(辺・面~)に着目することができません。1年生からの算数だけの積み重ねだけでなく、国語科での分類の経験が重要です。今日は、第1時でしたので、いろいろな観点を知り、友達の観点のよさ、多様性を理解することができました。
2010/09/01 18:10 | この記事のURL校内研修