あまりのあるわり算の発展・・・どうして先生がいつも勝つの?
おはじき21個を取り合うゲームをします。一人は1回に、1個~3個まで取ることができます。2人で交替で取ります。最後に、赤いおはじきを取った人が負け、というゲーム。
先生は、先攻・後攻に関わらず、勝ち続けます。子供たちは負け続けます。「絶対、先生は負けないよ!」と言うと子供たちはヒートアップ。
やがて、「先生が先に取って」「先生のまねして、2個なら2個、1個なら3個、3個なら1個」と次第に秘密に気づいていきます。
取ったおはじきを意図的に並べて見せます。
①● ・・・・・●●●
②●●●・・・・●
③●●・・・・・・●●
④●●・・・・・・●●
⑤●・・・・・・・・●●●
こうなると、4×5や20÷5=4、最終的に、21÷5=4あまり1に気づきます。
このような発展的なゲームをあまりのあるわり算のあとに取り上げると、子供たちは昼休みもゲームに取り組んでくれます。そして、「数を○個にしたら」「1回に取る数を△個までにしたら」とさらに発展させていきます。今日は、3年生で楽しく勉強できました。