2010年9月の記事
コブとりカボチャ・・・フェンスをくぐって成長!
難しいけど、面白い!・・・活用する力をはぐくむ授業
本校でも同じ状況にありますが、「身に付けた知識・技能を実生活や学習等で活用することが十分にできていない」という現状にあることから、県では算数・数学を活用する力をはぐくむ問題例を作成しました。
4年生「式と計算の順序」の学習において、計算のきまりの学習後に問題例を取り入れてみました。本時では、昨日までの学習内容や3年生での計算のきまりの学習をもとに、四則に関して成り立つ性質(計算のきまり)を活用して、計算を考えます。提示された式(3名分の)の意味を考え、具体に即して式の意味を説明することができる、というねらいで授業しました。
子供たちは、とても苦労していました。3つの考えを自分で考えつかなくてもよいのです。「18×25」の計算をしなくても「510」を求めることができる「18×26-18」「18×(12+13)」「18×100÷4」の3つの式の意味が分かればよいのです。一人で3つ分からなくても、誰かの説明を聞いたり、質問したりする活動を通して、徐々に分かってきます。どこにどのように前の勉強を使ったのか、なぜ18をひくのか、12と13に分けた訳は、100は何でなぜ÷4をするのかについて、少しずつ見つけていきます。このようなやりとりが大事です。
「難しかったけど、楽しかった!」という感想を子供たちからもらいました。
4年生「式と計算の順序」の学習において、計算のきまりの学習後に問題例を取り入れてみました。本時では、昨日までの学習内容や3年生での計算のきまりの学習をもとに、四則に関して成り立つ性質(計算のきまり)を活用して、計算を考えます。提示された式(3名分の)の意味を考え、具体に即して式の意味を説明することができる、というねらいで授業しました。
子供たちは、とても苦労していました。3つの考えを自分で考えつかなくてもよいのです。「18×25」の計算をしなくても「510」を求めることができる「18×26-18」「18×(12+13)」「18×100÷4」の3つの式の意味が分かればよいのです。一人で3つ分からなくても、誰かの説明を聞いたり、質問したりする活動を通して、徐々に分かってきます。どこにどのように前の勉強を使ったのか、なぜ18をひくのか、12と13に分けた訳は、100は何でなぜ÷4をするのかについて、少しずつ見つけていきます。このようなやりとりが大事です。
「難しかったけど、楽しかった!」という感想を子供たちからもらいました。
演劇鑑賞会・・・トペリウス作「星のひとみ」
サプリ学習・・・その子に応じたサプリメントを!
本校では、3年生以上の学年で、保護者と本人が希望すれば放課後の個別学習を行っています。通称サプリと言います。膝に効く○○サン、○サ○ン等と同じで、サプリメントを体内に取り込んだら改善できる、サプリ学習を通して理解を深めるために行っています。午前中の一斉指導は、伝え合う力を高めますが、放課後は個別の指導となります。
さて、3年生の子が、次のようなプリントを持ってきました。
新学習指導要領では、「活用力」が求められており、①授業内での活用、②実生活での活用ができるように、と授業が進めれれています。問題をみると、はじめの問題が文章で書かれています。次に、数名の子供の吹き出しがあり、いくつかの考え方やアイディア・方法が書かれています。そのような提示があり、数問の問いに答えるパターンです。とてもくどいですね。しかし、今、このような問題にもこつこつ取り組んでいく力や態度が求められているのです。(一斉授業では、「○○君が~と考えたよ。彼の頭の中を解剖してみようよ!」となどと興味を引くように配慮しますが)
ここで配慮しなければならないことは、「正しいのに○、間違いに×を~」の問題で、単に正解不正解で終わってはいけないということです。ある子が、×と書いて不正解だから、○に変えようっと!と言いました。そこで、「どうして○と判断したの?」「なぜ、×と考えたの?」と質問しました。問うことが必要です。サプリ学習では、個別に一つ一つ問うことができます。(最終的には、余白に~だから○とか、~とか×と書く子を目指したい。)一対一で聞いてあげ、理解を深めていく地道な学習がサプリ学習です。
学力状況調査等でよい結果が表れています。
さて、3年生の子が、次のようなプリントを持ってきました。
新学習指導要領では、「活用力」が求められており、①授業内での活用、②実生活での活用ができるように、と授業が進めれれています。問題をみると、はじめの問題が文章で書かれています。次に、数名の子供の吹き出しがあり、いくつかの考え方やアイディア・方法が書かれています。そのような提示があり、数問の問いに答えるパターンです。とてもくどいですね。しかし、今、このような問題にもこつこつ取り組んでいく力や態度が求められているのです。(一斉授業では、「○○君が~と考えたよ。彼の頭の中を解剖してみようよ!」となどと興味を引くように配慮しますが)
ここで配慮しなければならないことは、「正しいのに○、間違いに×を~」の問題で、単に正解不正解で終わってはいけないということです。ある子が、×と書いて不正解だから、○に変えようっと!と言いました。そこで、「どうして○と判断したの?」「なぜ、×と考えたの?」と質問しました。問うことが必要です。サプリ学習では、個別に一つ一つ問うことができます。(最終的には、余白に~だから○とか、~とか×と書く子を目指したい。)一対一で聞いてあげ、理解を深めていく地道な学習がサプリ学習です。
学力状況調査等でよい結果が表れています。
算数・・・言語活動を支えるものは?
4年算数「計算の順序」の学習の3時間目、ア:12+2×3、イ:12÷2×3、ウ:12÷(2×3)・・・。
このような式が問題に出され、①+-、×÷の時は左から順に計算する。②+-×÷が混じったときは×÷を先に計算する。③( )がある場合は先に計算する。という計算のきまりを学びます。
教科書の提示では、計算しようとする必要感や計算の仕方で答えが違う面白さ(きまりを無視した場合)がないので、「12,2,3の数字を使って式をつくりましょう。」と投げかけました。4年生の子供たちは、18個くらい式を作りました。各自作った式の答えを書かせた後、ペアで交換させました。「あれ?ぼくと同じ式なのに答えが違う!」という声が上がりました。アの式で、「42」と「18」が出てきました。早速、今日の問題は、「どっちかな?計算の仕方を確かめよう。」となりました。
問題作りから入ると、自分で計算しなければなりません。隣と比べると答えが合っているだけでなく、なぜそうなるの?とはてなが生まれてきます。間違いやつまずきを馬鹿にすることなく、「どうしてそう考えたのか。」「どんなアイディアや方法でやったのか。」と思いを巡らす学級が支持的雰囲気のある学級です。それがないと、学級の「言語活動」は成り立ちません。安心して話せる場や学級があるからこそ、伝え合うことができるのだと思います。
また、子どもたちのノートには、つまずいた箇所に理由を書きます。「きまりの②忘れ病」「( ) 忘れ病」・・・など。自分のやったことを振り返ることも算数では大事です。
このような式が問題に出され、①+-、×÷の時は左から順に計算する。②+-×÷が混じったときは×÷を先に計算する。③( )がある場合は先に計算する。という計算のきまりを学びます。
教科書の提示では、計算しようとする必要感や計算の仕方で答えが違う面白さ(きまりを無視した場合)がないので、「12,2,3の数字を使って式をつくりましょう。」と投げかけました。4年生の子供たちは、18個くらい式を作りました。各自作った式の答えを書かせた後、ペアで交換させました。「あれ?ぼくと同じ式なのに答えが違う!」という声が上がりました。アの式で、「42」と「18」が出てきました。早速、今日の問題は、「どっちかな?計算の仕方を確かめよう。」となりました。
問題作りから入ると、自分で計算しなければなりません。隣と比べると答えが合っているだけでなく、なぜそうなるの?とはてなが生まれてきます。間違いやつまずきを馬鹿にすることなく、「どうしてそう考えたのか。」「どんなアイディアや方法でやったのか。」と思いを巡らす学級が支持的雰囲気のある学級です。それがないと、学級の「言語活動」は成り立ちません。安心して話せる場や学級があるからこそ、伝え合うことができるのだと思います。
また、子どもたちのノートには、つまずいた箇所に理由を書きます。「きまりの②忘れ病」「( ) 忘れ病」・・・など。自分のやったことを振り返ることも算数では大事です。
お願い・・・公開発表、家庭教育学級
この剣は、9月30日に使います。さて、どう使うのでしょう?地域の建物の写真も撮っています。先週までで参加者も76名ほどになっています。 保護者の方々へ9月30日の外国語活動(6年授業)の公開発表への協力依頼(受付・接待・駐車場等)をいたしました。まだ、数名しか届いておりませんので、よろしくお願いいたします。用紙のない方は、学校へ直接電話をお願いします。
また、10月5日の家庭教育学級のお知らせもいたしました。3年生でバランスボールの授業をしたところ、3年生の保護者の参加が数名ありました。そろそろバランスボールの返却期間が迫っておりますので、10月5日が最後の取り組みとなります、多数参加ください。
なお、10月31日(日)10:30~の家庭教育学級は、市民フィル(アンサンブル)の演奏を本校体育館で行う予定です。どうぞ、お楽しみに。
また、10月5日の家庭教育学級のお知らせもいたしました。3年生でバランスボールの授業をしたところ、3年生の保護者の参加が数名ありました。そろそろバランスボールの返却期間が迫っておりますので、10月5日が最後の取り組みとなります、多数参加ください。
なお、10月31日(日)10:30~の家庭教育学級は、市民フィル(アンサンブル)の演奏を本校体育館で行う予定です。どうぞ、お楽しみに。