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~めざせ われら強い子 ほこ杉っ子~

5年脱穀

12月9日(木)に5年生が脱穀の体験をしました。
稲刈り後、稲束の一部を干して乾燥させていたものを、昔ながらの方法で脱穀しました。
足も手も使い時間をかけた脱穀に、現代の機会で行う作業との違いを体験することができました。


足踏み脱穀機です。歴史的に見ると大正時代から普及した農具です。
子供たちは、足で漕いで稲束を回しながら籾を取る作業を、初めは恐る恐るやっていましたが、慣れてくるとコツをつかんで、じょうずに脱穀機を操作していました。


千歯扱きです。こちらは、歴史的に見ると江戸時代から普及した農具です。
子供たちは、足踏み脱穀機で取り切れなかった籾を取っています。稲束をよく見ながら取っていました。


これも最近はみかけ見かけなくなった「とうみ」という、脱穀した籾からゴミなどを取り除くための農具です。
歴史的に見ると、明治時代に中国から伝わり、大正時代に広く普及した農具です。
子供たちは、この見たこともない農具に興味津々です。農具の中の動きがどうなっているのか、中をのぞこうとしたところ、見た場所が悪かったのか、とうみから藁くずが飛んできて驚いていました(^o^)
しかし、この農具の使い方を覚えて、脱穀した籾殻を選別することができました。

貴重な体験をさせてくださった嶋森さん、ありがとうございました。


2021/12/12 09:20 | この記事のURL学年行事