2010年10月の記事
縄文ブーム・・・縄文土偶の人形焼きも
新聞に縄文土偶の人形焼きを販売したという記事を読みました。縄文ブームですね。本校も先日、縄文キャラクター名の応募を提出してきました。
ここで重要なことは、現在の6年社会では、「縄文時代」を扱っていない(文言として、縄文時代・縄文土器は出ている)のです。保護者の方々には、6年の最初、土器作りをした、縄文学習館を見学した~という経験があるでしょう。10年に一度の指導要領(学校の教育課程の大綱的基準)改訂に伴い、10年前に削除されました。それが、10年ぶりに復活します。
30代前半の教師は縄文時代を扱った授業経験がないでしょう。40代以上はあるでしょう。そこで教え合い、質問し合いが必要になってきます。
例えば、「火起こし器」を持っている先生がいます。火をおこし、火を見て喜ぶのが目的ではなく、火起こし体験・食事作り(土器を使った)体験を通して、苦労を知る・物を作る喜び・物を大事にする気持ちを育むのです。土器の種類や作り方等の知識を学ぶのではなく、縄文人の暮らしを体験することによって、先人の様々な知恵を理解するほか、自然環境の大切さを学ぶのです。
このようなことを教え合いたいものです。
ここで重要なことは、現在の6年社会では、「縄文時代」を扱っていない(文言として、縄文時代・縄文土器は出ている)のです。保護者の方々には、6年の最初、土器作りをした、縄文学習館を見学した~という経験があるでしょう。10年に一度の指導要領(学校の教育課程の大綱的基準)改訂に伴い、10年前に削除されました。それが、10年ぶりに復活します。
30代前半の教師は縄文時代を扱った授業経験がないでしょう。40代以上はあるでしょう。そこで教え合い、質問し合いが必要になってきます。
例えば、「火起こし器」を持っている先生がいます。火をおこし、火を見て喜ぶのが目的ではなく、火起こし体験・食事作り(土器を使った)体験を通して、苦労を知る・物を作る喜び・物を大事にする気持ちを育むのです。土器の種類や作り方等の知識を学ぶのではなく、縄文人の暮らしを体験することによって、先人の様々な知恵を理解するほか、自然環境の大切さを学ぶのです。
このようなことを教え合いたいものです。
これどう指導しますか?・・・職員室で普通に質問を
後輩職員にいきなり教科書のコピーを渡され、「先生なら、ここどう指導しますか?」と唐突に質問されることが多々あります。知らない!とう言いたくないので、必死で考えます。自分の過去の実践例を思い出します。
例えば、1個220円のハンバーガーを6個買いました。1杯120円のオレンジジュースを6杯買いました。合わせていくらでしょう。この問題は、3年生のレベルでは、220×6=1320
、80×6=480、1320+480=1800、答え1800円。
このようにハンバーガーとジュースを「べつべつに」計算するのが普通です。3段階の式になろうが、子どもたちは順に式を立て、計算するのに慣れているわけです。
ここでの質問は、「どういう指導をしたら、①220+80=300、②300×6=1800と『まとまり』のアイデアを引き出せるのか?」ということでした。
一つは、子供たちの生活経験、つまり、「ハンバーガーとドリンクのセット」を買ったことがあるかどうか、二つ目には、式と挿絵(ハンバーガー6個とジュース6個の絵)を自由に動かし操作できる教具の準備が大事です。
はじめ全員、この考えや方法が分かるとは限らないでしょう。誰かの説明を聞いて、なるほど、うまい方法だ!と感心し、次に類似問題を解くうちにだんだんよさが分かってくるのだと思います。式を読んだり、図と式を対応させたりしながら徐々に分かってくるものです。
「まとまりを考えて解く」という思考法のよさは何か、どんな場面で使える方法なのかを子供たちに気づかせる授業、難しいですが、やり甲斐のある所です。
このような質問のし合いや教え合いが、授業改善につながります。
今日も先生方が、外国語活動をはじめ総合や特活の研修会に出かけました。研修して学んだことを普段の授業に生かすよう努めています。そのために時々、午前授業で退下する時があります。ご理解いただければ幸いです。
例えば、1個220円のハンバーガーを6個買いました。1杯120円のオレンジジュースを6杯買いました。合わせていくらでしょう。この問題は、3年生のレベルでは、220×6=1320
、80×6=480、1320+480=1800、答え1800円。
このようにハンバーガーとジュースを「べつべつに」計算するのが普通です。3段階の式になろうが、子どもたちは順に式を立て、計算するのに慣れているわけです。
ここでの質問は、「どういう指導をしたら、①220+80=300、②300×6=1800と『まとまり』のアイデアを引き出せるのか?」ということでした。
一つは、子供たちの生活経験、つまり、「ハンバーガーとドリンクのセット」を買ったことがあるかどうか、二つ目には、式と挿絵(ハンバーガー6個とジュース6個の絵)を自由に動かし操作できる教具の準備が大事です。
はじめ全員、この考えや方法が分かるとは限らないでしょう。誰かの説明を聞いて、なるほど、うまい方法だ!と感心し、次に類似問題を解くうちにだんだんよさが分かってくるのだと思います。式を読んだり、図と式を対応させたりしながら徐々に分かってくるものです。
「まとまりを考えて解く」という思考法のよさは何か、どんな場面で使える方法なのかを子供たちに気づかせる授業、難しいですが、やり甲斐のある所です。
このような質問のし合いや教え合いが、授業改善につながります。
今日も先生方が、外国語活動をはじめ総合や特活の研修会に出かけました。研修して学んだことを普段の授業に生かすよう努めています。そのために時々、午前授業で退下する時があります。ご理解いただければ幸いです。
第6回家庭教育学級・・・そば打ち体験は1月に!
ブッシュド・ノエル・・・ケーキづくり
ピアノの調律・・・スクールコンサートに向けて
マラソンコース復活・・・元気に走っています!
秋色を見つけておたよりでつたえよう!
日本郵便で行っている「秋色を見つけておたよりでつたえよう」の取り組みをして、本物の葉書をいただきましたので、子供たちが、伝えたい相手に葉書を出しました。
そのお返事が届いた子がいましたので、それをコピーして、「はがきでコミュニケーション全国発表大会」へ応募することにしました。
お互いに届いた葉書で、心が温まります、つながります。文字や絵で伝えることもすばらしい表現方法です。
このように外部リソースの活用を図ると普段の授業の発展的な取り扱いができます。作業して終わりでなく、心を育てるにはそれなりの手間や見取り、振り返りが必要になってきます。
そのお返事が届いた子がいましたので、それをコピーして、「はがきでコミュニケーション全国発表大会」へ応募することにしました。
お互いに届いた葉書で、心が温まります、つながります。文字や絵で伝えることもすばらしい表現方法です。
このように外部リソースの活用を図ると普段の授業の発展的な取り扱いができます。作業して終わりでなく、心を育てるにはそれなりの手間や見取り、振り返りが必要になってきます。
コンピュータが新しく・・・20台入りました!
以前のPCルームです。半分以上が壊れて使えない状態でした。とても不便な状態で調べ学習に活用していました。
今日、新しいノートパソコンが20台入りました。これで、一人1台使って授業ができます。6年生は30名ですので、何組かは2人で使うことになります。
コンピュータリテラシー(PCの知識・技能)について、学年の発達段階ごとに育成していかなければなりません。「1・2年なれる」「3・4年つかう」「5・6年つくる」の3段階に分け、学習のために習得すべき技能とネットワークモラルにつて指導しなければなりません。これまでのPC活用計画を見直していく作業が必要です。情報アドバイザー(専門に教えてくれる先生)も12回来校しますので、アドバイザーにお手伝いいただきながら、各学年のコンピュータリテラシーを高めていきたいと思います。
今日、新しいノートパソコンが20台入りました。これで、一人1台使って授業ができます。6年生は30名ですので、何組かは2人で使うことになります。
コンピュータリテラシー(PCの知識・技能)について、学年の発達段階ごとに育成していかなければなりません。「1・2年なれる」「3・4年つかう」「5・6年つくる」の3段階に分け、学習のために習得すべき技能とネットワークモラルにつて指導しなければなりません。これまでのPC活用計画を見直していく作業が必要です。情報アドバイザー(専門に教えてくれる先生)も12回来校しますので、アドバイザーにお手伝いいただきながら、各学年のコンピュータリテラシーを高めていきたいと思います。
伝統文化理解教育・・・教科との関連は?
伝統文化理解は、トピック的に扱うものではありません。教科指導や各領域等との関連を図りながら指導しなければなりません。関連がある指導内容として、
○国語
昔話や神話・伝承、短歌や俳句、古文や漢文、毛筆 等
○社会
文化財や年中行事、国旗、歴史上の人物、文化遺産 国際交流や国際協力、我が国の国 と 国歌の意義 等
○算数
そろばん、単位、割合 等
○理科
自然環境の保全 等
○生活
季節や地域の行事、四季の変化や生活の様子 等
○音楽
わらべうた、和楽器など我が国の音楽、郷土の音楽 諸外国の音楽、国歌 等
○図画工作
我が国や諸外国の親しみのある美術作品 等
○家庭
米飯、みそ汁 等
○体育
伝承遊び、フォークダンス 等
これらを意識して普段の授業を進めることが大事です。一番大事なのは、教科の力をつけることですので、上記の内容をただ行うのではありません。上記のような学校教育の様々な場面で実施することを通して、「自分の身近な地域や自国の伝統・文化の価値を理解し誇りに思える子ども」の育成に努めます。
難しい内容になりましたが、これからの本校において重要な視点ですので、お知らせしました。
○国語
昔話や神話・伝承、短歌や俳句、古文や漢文、毛筆 等
○社会
文化財や年中行事、国旗、歴史上の人物、文化遺産 国際交流や国際協力、我が国の国 と 国歌の意義 等
○算数
そろばん、単位、割合 等
○理科
自然環境の保全 等
○生活
季節や地域の行事、四季の変化や生活の様子 等
○音楽
わらべうた、和楽器など我が国の音楽、郷土の音楽 諸外国の音楽、国歌 等
○図画工作
我が国や諸外国の親しみのある美術作品 等
○家庭
米飯、みそ汁 等
○体育
伝承遊び、フォークダンス 等
これらを意識して普段の授業を進めることが大事です。一番大事なのは、教科の力をつけることですので、上記の内容をただ行うのではありません。上記のような学校教育の様々な場面で実施することを通して、「自分の身近な地域や自国の伝統・文化の価値を理解し誇りに思える子ども」の育成に努めます。
難しい内容になりましたが、これからの本校において重要な視点ですので、お知らせしました。