八戸市立市野沢小学校

縄文ブーム・・・縄文土偶の人形焼きも

 新聞に縄文土偶の人形焼きを販売したという記事を読みました。縄文ブームですね。本校も先日、縄文キャラクター名の応募を提出してきました。
 ここで重要なことは、現在の6年社会では、「縄文時代」を扱っていない(文言として、縄文時代・縄文土器は出ている)のです。保護者の方々には、6年の最初、土器作りをした、縄文学習館を見学した~という経験があるでしょう。10年に一度の指導要領(学校の教育課程の大綱的基準)改訂に伴い、10年前に削除されました。それが、10年ぶりに復活します。
 30代前半の教師は縄文時代を扱った授業経験がないでしょう。40代以上はあるでしょう。そこで教え合い、質問し合いが必要になってきます。
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 例えば、「火起こし器」を持っている先生がいます。火をおこし、火を見て喜ぶのが目的ではなく、火起こし体験・食事作り(土器を使った)体験を通して、苦労を知る・物を作る喜び・物を大事にする気持ちを育むのです。土器の種類や作り方等の知識を学ぶのではなく、縄文人の暮らしを体験することによって、先人の様々な知恵を理解するほか、自然環境の大切さを学ぶのです。
 このようなことを教え合いたいものです。
2010/10/28 08:00 | この記事のURL研修