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~心豊かに たくましく~

1学期終業式

 7月21日(木)、1学期終業式が行われました。

 校長先生から、「1学期、皆さんはよく頑張りました。」とほめていただいた後、
自由研究についてのお話がありました。

 千葉県の小学校4年生の男の子が、アリジゴクについての研究をしました。
「アリジゴクは、アリしか食べないのか?」という疑問を抱いたからです。
 研究をするために、アリジゴクを白い紙に乗せ、写真を撮ろうとしました。
そのとき、アリジゴクの体から黄色い液体が出てきました。
 そこで、また一つ疑問が生まれました。本には、「アリジゴクはうんちもおしっこも
出さない。成虫のウスバカゲロウになるときになって初めて出す。」と書かれている
からです。
 どんな研究家も、男の子が言うことに対し、はじめは「そんなはずはない。」
と言いました。でも、その男の子の自由研究をきっかけに、新たな研究が始められ
たというのです。

 「皆さんの中にも、夏休みに自由研究に取り組む人がたくさんいると思います。
そのとき、本に書いてあることをすべて鵜呑みにするのではなく、疑問に思ったことを
どんどん自分の力で調べてみてください。」という言葉で締めくくられました。
 子どもたちは、じっくりとお話に耳を傾けていました。

 1学期、たくさんのことを学びとった子どもたち。夏休みも、長いお休みならではの
経験から、またひとまわり大きく成長してきてくれることと思います。

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 始業式の後に、各学年代表児童が、「1学期を振り返って・夏休みのめあて」を
発表しました。とても立派な態度でした。

2011/07/21 14:30 | この記事のURL学校行事