八戸市立市野沢小学校

和が7になっていないサイコロ

 サイコロの目のきまりとして、「向かい合う2面の和が7」。学校のサイコロの中には、適当に作ったものもあり、子供たちはめざとく見つけます。(青がへん)
 「どうして7なのかな?」・・・これが子どもたちの立体以外の追究です。平均を学習した5年なら分かるでしょう。4年生なら「1+2+3+4+5+6=21」「21÷3(ペア)=7」「1+2+・・・の並びをみて、1と6、3と4、2と5のペアを見つけて、7」ぐらいは気付くかな。
 6年生になら、「1~6の目のでる確率は皆同じ?」と聞いてみましょう。これを証明するのは難しいですが、1の目の赤と2の目の黒ぽつ2個をよく見ると、1の目のほうのくぼみが大きです。ということは、サイコロの重心は中央でなくずれているのです。ふって確かめてみれば分かりますが、2と5に重心が偏っている感じがします。ですから、○の目が多少出やすい?と言えるのかもしれません。こんなことも追究できる子に育てたいものです。
 この子たちは、教室内の算数でなく、教室以外での算数です。教室以外はどんどん子どもの任せたいものです。授業で使える内容があれば、使えばよいのす。
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 各校CRTの結果が届いて、落ちてる箇所を分析し、対策を講じてる段階fでは、このような追究活動は無理なのかもしれませんね。
2011/02/24 11:30 | この記事のURL動き出す子供たち