八戸市立市野沢小学校

サイコロから面・辺の関係を追究する!

 4年生の立体の勉強の後半、面と面、面と辺、辺と辺の関係(平行・垂直)を3時間かけて指導します。それを1時間で指導しました。(残り2時間でこの単元の復習問題を行う、時間短縮)
 サイコロを各自に1個ずつ渡し、出た目と下の目の和(1なら6で7)をノートに記録させます。
何回かふります。5回でも8回でも構いません。一人ずつふった回数を聞き、合計数を当てるというものです。5回ふった子の合計は、「35」、8回なら「56」となります。全員分当てることができるので、子供たちはびっくり。「かけ算してるよ。」「上の面と下の面たすと7だ。」などと言い出します。「いいことに気がついたね。他に何を調べたい?」と切り出し、面や辺のくっつき方や長さ等を調べる活動へ。
 サイコロの目のつくりを調べる活動を通して、面、辺の関係を調べさせました。
 前に作った立方体の展開図を使いました。「1」の向かいは「6」・・・平行。のこり4面に「2」
を書き平行な面に「5」を。この時の面は直角につながっている・・・垂直。面と面の関係についてまとめていきます。
 辺と辺の関係は、斜めに傾いたサイコロをわざと与え、辺と辺の長さが同じ、辺と辺が垂直を見つけさせました。(三角定規をあてがって調べさせることも必要です。)
画像

 「3」をどの面にとるかが問題です。それによって、サイコロが2種類できます。左まわりと右まわりの2種類、2つ並べると鏡でうつした感じ。
 1年生から借りたサイコロは、左まわりのサイコロでした。
 サイコロづくりは、立方体をよくみる、観察する活動になります。
2011/02/23 11:20 | この記事のURL学習の様子