八戸市立市野沢小学校

展開図の必要感・・・切り開く回数調べから!

 4年の算数「直方体と立方体」の2時間目。今日は、何回辺を切ったら(12の辺のうち)開くことができるのか?を調べることになっていました。予想は、5回と7回でした。それぞれの箱を調べると、7回と分かりました。開いた形は、展開図という用語を教えました。
 子どもたちは、自分たちでも立体を作りたいと言い出しました。何をどれくらいほしいかを聞くと「面を6つほしい!」と言うので、わざと同じサイズの長方形を6枚ずつ渡しました。1グループだけ、正方形6枚渡しました。あちこちから「あれ?できないな。」「4面はいいけど、2面合わないな!」「僕たちのはできたよ。(正方形6枚の組)」
 このようなやりとりをしていくうちに、①正方形6面、②長方形4面と正方形2面、③長方形6面(長方形3種類2枚ずつ)に気がついてきます。
 組み立てる時に使うセロテープの数も、展開図にするには5個使う、立体に組み立てるには、12個使う(辺が12本あるので)ことも分かってきます。作業を通して、構成要素(辺)がよく分かってきます。さらに、12-7=5(12-切った回数=展開図でつながった辺の数)にも気付いていきます。
 この学習を通して、展開図は平面(正方形・長方形)が6面使うこと、向かい合わせの形(ペア)を考えること、5つの辺でつながっていること、と発見しました。
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 明日は、自分たちで1枚の工作用紙から作りたい!ということになりました。
2011/02/16 17:50 | この記事のURL学習の様子