八戸市立市野沢小学校

校内研授業1年生・・・13-9

 繰り下がりのあるひき算の学習の第1時、「柿が13こなっています。9ことると、なんこのこるでしょう。」という場面からのスタートでした。
 「13-9」の式は簡単に導き出されます。頭の中で考えず、ブロックを動かして求めたい!という子どもたちとのやりとりで、「9このブロックをぱっととる方法はないかな?」というめあてで授業が進みました。
 子供たちは、①「10-9=1 1+3=4」 ②「3-3=0 10-6=4」どちらも2段階で考えますが、①は減加法、②減減法です。第1時は①②両方出されてOKですが、授業者は①の考え方と②の考え方を対比させました。自分の考えで①②→3人グループで①②→全体で①②の検討を行いました。その丁寧なプロセスのおかげで、①、②どちらもよいが、①の方が少しいいかな?(簡単、手間なく)結論に至りました。
 2時間目は、①の方法をさらに追究していきます。
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ブロックの色で、①、②の区別がつくような工夫
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 3人での説明、黒板に考えを書く、ワークシートに自分の考えを書く・・・この活動が、説明する力や他者と関わる力を育んでいきます。
 1年生の授業、見事でした。成長を感じます。

2011/11/17 17:10 | この記事のURL校内研修