八戸市立市野沢小学校

南極の氷を使った授業・・・4年

 理科と総合の発展として、南極の氷を使った授業を4年生で行いました。はじめに南極大陸の特徴や気候についてスライドで勉強しました。次に、砕氷船しらせの役割(輸送任務)について元南極隊員からいただいた画像をもとに説明しました。
 氷の塊を観察させた後、A,B,Cの3つのコップに3種類の氷を入れたものを出しました。
南極の氷、コンビニの氷、冷蔵庫で急速冷凍させた氷の3種類。
 子どもたちは、なめたり、臭いをかいだり、音を聞いたりして、どれがどの氷か判断しました。
とけ方が遅い、パチパチ音がする、パキパキはじける感じがする、なめってもどれも塩辛くない等の声が。
 わいわい言いながらも楽しく観察、予想していました。
 授業後の感想には、「2万年前の氷と聞いてびっくり」「南極の氷が溶け出すとなくなる国も出てくることに驚いた」「オゾン層やオーロラなどの観察をしていることがはじめて分かった」
「私も観測隊員になりたい」「南極に行ってみたい」などでした。一番印象に残った感想は、「私たちは2万年前の空気を吸ったから、年が2万10才だ!」と皆が言い出したことです。すごい年寄りになったものだと、大笑いでした。
 いくつか疑問に思うことがあったようですので、追究してほしいものです。画像画像
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 4日の日曜参観日には、保護者の方々に氷をお見せします。どうぞ、お楽しみに!
 なお、9月18日、19日の午前10:00~12:00にも南極特集が南郷図書館で開催される予定です。
2011/08/31 18:00 | この記事のURL自然・環境