八戸市立市野沢小学校

わらぐつって温かいね・・・神様は何だろう?

 国語の重要教材に「わらぐつの中の神様」というお話があります。主人公のおみつさんと大工さんとの心の交流を読み取るのです。二人をつなぐのが、「わらぐつ」です。子供たちにとってわらぐつとは日常的に使う道具・履き物ではありません。わらぐつをイメージするのは、やはり実物が必要です。わらぐつの中に手を入れたり、足を入れてみたりして多少の温かみを感じないと、「神様」が何を表しているのかが分からないでしょう。さらに、つま先やかかとのつくりや形の難しさ等も実物を見ないと分かりません。
 「わらぐつの中の神様」を学習すると知った先生が、わらぐつをもってきました。早速、授業の導入に活用していました。
 南郷には、まだ昔の道具がたくさん残っています。できるだけ実物、本物に触れさせたいと考えています。わらぐつを編む(つくる)ことができる方はいらっしゃいますでしょうか?是非、ご紹介ください。
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2010/11/16 08:50 | この記事のURL学習の様子