「5×4=20」の「5」のまとまりが「エル(L)」に見えたので、「エルの世界」と子供たちが名付けました。さらに、この子は、エルを動作化して説明しています。図から式を読み取り、式から図のまとまりを読み取ったりします。名前を付けるのは、アイディアや方法を簡潔に表現するためです。算数的なアイディアから離れ、変な名前をつけることもありますが、名前付けを楽しみ合うことも算数的な活動です。
自分で付けた名前はずっと覚えています。次に同じようなことがあったら、活用しようとします。ですから、名前を付ける活動を大事にしています。