八戸市立市野沢小学校

備品点検・・・空間概念・空間図形感覚を育てる教具

 夏休み中に、24年度購入の教具や備品が徐々に入ってきました。20・21日の2日間、算数や社会等の教材を全職員でチェックしました。
 「この教具、プレールームに置いて、下学年から触れさせたいよね。」という教具がいくつかありました。その一つが、スケルトン式立体模型展開図というものでした。立方体の展開図から簡単に構成できる教具です。どの辺でも磁石によりくっつくものです。透けて見えるので立体の内側をイメージしやすいです。
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透けては見えませんが、知育玩具として販売されている磁石付きの展開図構成板もあります。
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 上記2つは、面がありますが、これは辺(正方形)です。辺を意識できるほか、最大の特徴は、様々な角度で止まるので、組み立て途中の様子がイメージしやすいことです。
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 空間概念を高めるには、小さいころから、視覚的処理機能を高める指導が大切です。つまり、イメージ的表象を大切にすることです。作図作業や構成活動によりイメージ化が図られていきます。その後、論理的な思考をし、言語的表象へと進んでいきます。
 難しい話になりましたが、小さい頃から言語的だけでなく、動的なイメージなどの工夫、手立てが大事だということなのです。
 シミレーションソフトの活用で簡単に投影し、展開図を見せることができますが、やはり手や目を使った算数的活動も必要です。
 今回、先生方で教材・教具を点検し、2学期に何をどう活用するか話し合うことができたことをうれしく思います。2学期の授業の充実に努めましょう。
2012/08/24 11:10 | この記事のURL校内研修