八戸市立市野沢小学校

サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト・・・ロボットづくりから知的探求心、さらにつながりを!

  独立行政法人:科学技術振興機構(JST)では、「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト」(SPP)事業を推進しています。小学校では、ロボット教室を通して、子どもたちの科学技術、理科・数学に対する興味・関心と知的探求心等を育成することを目的として支援しています。
 23年度、本校の申請が通りましたので、八戸工業大学との連携で、「ロボットづくり教室」を開催することができるようになりました。
 はんだづけをしてロボットを組み立てるので、高学年対象で実施する予定です。光を感知して動くロボット製作を行います。子どもたちは目を輝かせて取り組むことでしょう。

 東日本大震災により多くの学校が被害を被り、尊い命が奪われてしまいました。SPPの発表もだいぶ遅れました。JSTのHPを見ると、採択校に東北が少ないことが分かり、心を痛めてしましました。被災された多くの方々が毎日の避難生活でご苦労なされている中、楽しい夢のある活動を行ってよいのでしょうか。大変迷いました。
 被災地の学校においてSPPを希望していた学校があり、本校に近い場所であるならば、何とか一緒にロボットづくりができないでしょうか。本校での実施は、9月以降を予定していますので、その間、一人でも二人でも一緒に活動したいと思います。それが、今、本校にできることの一つではないでしょうか。(その際はJSTに申請します。)
 また、少し寒くなった11月9日にもミュージカル公演が本校体育館で予定されています。そこで一緒に鑑賞することもできます。このような何かアクションを起こすことが必要だと考えています。何かでつながりを持ちたいものです。

2011/04/02 17:20 | この記事のURLお知らせ