八戸市立市野沢小学校

おじゃまします!・・・2年遊びランド

 だいぶ前から2年生が生活科の遊びランドを作っていました。完成したので、今日ランドでの遊びをしていました。段ボール迷路・缶釣り堀・ロボット的当て・ペットボトルボーリングのランドでした。ある先生が缶つりランドで、1000点をゲットしようと必死になっていたところ、脇からさっと1000点を他の子につり上げられてしまい、がっくりしていました。また、段ボールランドでは、「3人、入り口に頭を入れたところを写真に撮りたいんだけど。」と頼んだ先生が、「順番に入って問題をクリアしないと、次のゲートが開かないんだよ。」と係の子に言われていました。
入り口担当、問題を読む担当、ゲートを引き上げる担当と係分担が決まっています。
この場面、担任がしっかり評価する場面です。係委員の子は、遊びを通して自分も社会の構成員(責任を果たす)であり、社会との関わりをもつ経験をしたわけですので、そこを見取ることが大事です。順番を守ると言った子は、ある先生が~してと言ったのを自分なりに考えて順番がある、と判断したわけです。そこも評価して褒めたいところですね。生活科は、子ども理解、子どもを見る目が重要です。ただの遊びではありませんので。
 このような活動経験や工夫して創り上げる力が3年生からの総合につながってくるのだと感じました。
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 遊びランドは、身の回りのもの(今日の場合は人工物)を使って、遊びを工夫する活動です。
遊びに没頭する子どもたちの姿が、そこにありました。
2011/02/09 12:20 | この記事のURL学習の様子