八戸市立市野沢小学校

お得感から割合を考えさせたら・・・新幹線を例に

 5年生の算数、重要教材は、割合です。たいていは文章題を読んで、何が「もとにする量」「くらべる量」「割合」にあたるのかを読み取り、×÷の演算決定をします。これがなかなか難しいのです。「もと」「くら」「わり」を構造図にして指導している先生がいました。
    くら
  ↓   ↓
 もと   わり ・・・「わり」=「くら」÷「もと」、「くら」=「もと」×「くら」、「もと」=「くら」÷「わり」
 この構造図(下が分からない時は上÷下の数、上が分からない時は下×下の数)を使って、割合の問題の基礎的・基本的学習事項を徹底的に教えます。最初は、機械的に構造図へ当てはめますが、子供たち同士教え合いや説明活動を通していくうちに徐々に理解していきます。最終的に活用問題、発展問題へ進んでいきます。
 活用問題に新幹線の運賃を取り上げた先生がいました。
 八戸から東京までの往復新幹線代は大人約3万円です。日帰りお得チケットがあり、往復2万4000円でした。(日本橋の○○でのお買いのも券2000円と東京駅からそこでのバス券付)このように新幹線青森開業記念チケットのパンフレットを子供たちに渡し、どれくらいお得なの?と問うだけで、子供たちは計算します。
 計算してみたい!という必要感をいかに持たせるか、これが算数の面白いところです。面白さや既習事項を活用したら日常生活に役立ったという経験が、活用力を子供たちが「育てられたい力」と実感してくれるのではないでしょうか。

 6年生は、分数の割合を学習しています。6年生は、○の図という構造図で数量の関係を捉えるように指導していました。
2010/12/17 13:00 | この記事のURL動き出す子供たち