八戸市立市野沢小学校

スズメバチの好む場所・・・樹液、果実、花密

 キイロスズメバチが飛来してきています。巣は、敷地外にあるようです。専門家の見立てでは餌になる物が敷地内にいくつかあるそうです。カエデやヤナギ、クヌギ、コナラなどの樹液、イチジクのような熟した果実類、サザンカなどの花。これらは、エネルギー源となる炭水化物です。巣に持ち帰り、幼虫の餌として消化されるそうです。ミツバチのように蜜として貯めないとのこと。ほかに、ハエ・アブ・トンボ・バッタ等の昆虫やクモも餌とします。
 観察していると、低空で飛んで来るのではなく、かなり高い位置から飛んで来ていることが分かります。ビオトープ側に2方向のルートがあるようです。1つは、果実へ。もうひとつは、アメリカシロヒトリのいそうな木(葉の虫食い状態を見ると)の所です。
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 専門家と一緒に行動していると、様々なことが分かってきます。プロは違いますね。その道のプロ・達人から学ばないと危険回避できません。私たち教師も危険予知力と危険回避力を高めていかなくてはなりません。今後そのような研修会へ出向いたり、校内研修を行ったりしていく必要があります。
 現在、安全を考慮し、マラソンコースは閉鎖中です。マラソンへの取組は、校庭内のコースを利用させています。子どもたちがスズメバチの被害にあわぬよう万全な体制や対応をして参ります。
2011/09/28 10:00 | この記事のURL自然・環境