環境学習会「生活排水対策」
今日は,総合的な学習の時間に八戸市の環境政策課の方々から「生活排水対策」について教えていただきました。みんな真剣に話を聞いています。質問もたくさんしました。
台所からの排水に魚が住めるようになるまで薄めるのに,どれだけの水がいるか。天ぷら油200ミリリットルでは,何とお風呂200杯分の水が必要とのこと。だから油は流してはいけないのです。廃油石鹸作りに挑戦する理由がここにあります。
排水はどれだけよごれているのか。CODパックテストをしました。(水中の酸素がどれだけ使われているかをみる。試薬を混ぜたときの色で判定する)サンプルは,水道水,牛乳を1000倍に薄めた水,醤油を1000倍に薄めた水,子どもたちが集めてきた馬淵川の水,ドジョウをとった水辺の楽校(河川公園)の水,そして矢止めの清水の6つです。
一人が一つの水を担当して検査しました。
赤みがあるほどきれいで,黄色くなるとかなり汚れていることを表しています。
結果は,左から馬淵川の水,矢止めの清水,水辺の楽校の水,牛乳をとかした水,醤油をとかした水です。左ほど水がきれいということを表しています。左から2番目位までは魚が住める水だということです。ドジョウが住んでいた水辺の楽校の水は,ちょっと汚れているということになります。水道水もピンク色でした。
最後には一人一人が感想を発表しました。みんな水の大切さを再認識していました。「とても探究心のある子どもたちですね」とお褒めの言葉をいただきました。