江南の自然探検
今日は、総合的な学習の時間に、水辺の楽校(熊ノ堂の河川敷)に行って湿原の生き物を観察しました。
タモで水路の水を土ごとすくうと…
ドジョウやコオイムシ(メス)がとれました。
サカマキガイ?タニシの幼貝?その他にゲンゴロウの仲間やアメンボ、カエルもいました。岸辺にはトンボが飛び、ヤナギの木からはオオヨシキリのさえずりが聞こえてきました。採取した生き物は観察の後、元にもどしてあげました。再来週にがんじゃ里山水生生物を観察します。江南との違いが勉強できます。
来週に水質検査の学習をするので水を採取しました。
矢止めの清水に移動しました。古い看板にはホタルの里として紹介されていました。水路ではホタルのエサとなるカワニナという貝はいませんでしたので、多分、今はホタルはいないと思います。カワニナは水がきれいな所でなければ生きられません。かつては、水質もしっかり人の手で管理されていたのではないでしょうか。
義経伝説のお話。奥州平泉から逃れた義経一行は八戸にたどり着き、弁慶が馬淵川の対岸から放った矢がここにささり、矢をぬいたら清水がこんこんと湧いたそうな…。それを人々は「矢止めの清水」と名付けましたとさ。かつては水量も多く広く飲まれていたようですが、現在はわずかに痕跡を残すだけ。源泉は立ち入りが規制されています。
だから、流れた先のわずかな水を大事にすくいました。みんな「冷たい」と感動していました。これも来週水質検査をします。江南にいながらなかなか見られない自然を観察できた一時でした。