てだのふあ№48「お手紙⑤」
授業の最初に、がまくんがお手紙を待つことにあきらめ、ふてくされてベッドでお昼寝をしている場面を読み聞かせしました。かえるくんががまくんに話しかける会話文を強く、厳しい口調で読み、がまくんの会話文を明るい声で読みました。読み終えるやいなや、子どもたちは「違う、違う。」と、伸び上がるようにして挙手しています。「何が違うの?」と問うと、「読み方が違う。」と言います。「かえるくんが怒ったように話しているのはおかしい。」「優しく話しかけたと思う。」とか「がまくんが楽しそうな声で話しているのはおかしい。」「手紙が来ないので悲しいはず。」「ふてくされていると思う。」などと、次々と考えが発表されました。「じゃあ、どのように読むとよいか、読み方の工夫を書き込んでみよう。」と話して、子どもたちは、前後の文を読んだり、文章から想像を膨らませたりしながら書き込んでいきました。
「読み方の工夫をするため」という目的のもとで、がまくんとかえるくんの気持ちを想像させることがねらいです。自分の考えを書き込んだ後、音読の練習をしました。
「読み方の工夫をするため」という目的のもとで、がまくんとかえるくんの気持ちを想像させることがねらいです。自分の考えを書き込んだ後、音読の練習をしました。
スポーツ少年大会開会式
三社大祭の勉強してます
てだのふあ№47「お手紙④」
この時間では、「なぜ、ふたりとも悲しい・不幸せなのか。なぜ、ふたりとも幸せな気持ちなのか。」を考えました。お手紙を一度ももらったことのないがまくんが、お手紙を待つ時間になると悲しい気持ちになる、不幸せな気持ちになることは文章から読み取れるのですが、「二人とも」ということはかえるくんも悲しい気分ということになります。そこで、「かえるくんはなぜ悲しいのか。」を問題としました。
吹き出し型の付箋紙を活用して、気持ちを書き込ませていきました。
この学習を通して、かえるくんのがまくんを思う気持ちや、二人の気持ちの通じ合いに気づかせることがねらいです。それぞれの考えを発表させていくと、このことが次第に明らかになっていきます。かえるくんががまくんを思う気持ちの強さに気付いた子どもから、「がまくんは、かえるくんにとって親友なんだね。」という声が聞こえました。
吹き出し型の付箋紙を活用して、気持ちを書き込ませていきました。
この学習を通して、かえるくんのがまくんを思う気持ちや、二人の気持ちの通じ合いに気づかせることがねらいです。それぞれの考えを発表させていくと、このことが次第に明らかになっていきます。かえるくんががまくんを思う気持ちの強さに気付いた子どもから、「がまくんは、かえるくんにとって親友なんだね。」という声が聞こえました。
てだのふあ№46「お手紙③」
子どもたちのテキストには挿絵がありませんでしたが、前の時間までに6枚の挿絵を貼りました。今日は、2枚の挿絵を提示しました。この2枚の挿絵は、一見すると同じ挿絵に見えますが、よく見ると表情などに違いがあります。ですが、「この2枚の挿絵は同じだから、順番は関係なく貼ってもいいよね。」と投げかけました。
子どもたちは、ちょっと間をおいて気づきました。口々に「違うよ、違うよ。」と始まりました。「え?どこが違うの?」と返すと、さらにボルテージは高まります。「2枚の挿絵の違いをノートに書いてごらん。」と話すと、勢いよく書き始めました。全体で気づいたことを発表し合います。
すると、「口元が違う。」「肩を組んでいる。」「足元が違う。」「二人の近さ(距離)が違う。」「表情が違う。」などたくさんの気づきが発表されました。
2枚の挿絵を比較することで、登場人物の気持ちの変化に気付かせることがねらいです。はじめと終わりでは、二人の気持ちが大きく変化していることを理解できたようでした。
子どもたちは、ちょっと間をおいて気づきました。口々に「違うよ、違うよ。」と始まりました。「え?どこが違うの?」と返すと、さらにボルテージは高まります。「2枚の挿絵の違いをノートに書いてごらん。」と話すと、勢いよく書き始めました。全体で気づいたことを発表し合います。
すると、「口元が違う。」「肩を組んでいる。」「足元が違う。」「二人の近さ(距離)が違う。」「表情が違う。」などたくさんの気づきが発表されました。
2枚の挿絵を比較することで、登場人物の気持ちの変化に気付かせることがねらいです。はじめと終わりでは、二人の気持ちが大きく変化していることを理解できたようでした。