江南小学校ブログ

洗濯をしてみよう~手洗いver.~

6年生は家庭科の学習で衣服を清潔に保つことを学び、そのために大事な手入れの一つである「洗濯」の実習を行いました。
洗濯の工程の中でも「取り込む・たたむ」は手伝うことがあっても、「洗う」については、家族にやってもらっている児童が多いようです。
そこで今回は、主に手洗いのしかたについて学習しました。

大きめのたらいに水をためたら、水量に合わせた洗剤を溶かして、手洗いスタートです。

汚れの程度・範囲や布地に合わせた手洗いには、もみ洗い・つまみ洗いがあることを知り、さっそく洗い出しました。

「へ~、こうやって洗うのか。」
「もともと、そんなに汚れてないから、こんなものかな。」という声が。
それならば・・・
次は、野球部やサッカー部の練習後のようなソックスに挑戦です。
まずは、水をためて「下洗い」。

これを、もみもみ、もみ洗い。

あっという間に水が濁り始めます。
この後、洗剤液でも洗ってみましたが、元の白さには戻りません。「どろの汚れがつくと、大変だね。」と。

洗濯板も使ってみましたが、ご覧の通りの「ビフォー&アフター」です。何とも言えない物足りなさを感じ、子どもたちは、家族の苦労を知りました。
でも、このままでは終わらせません。4年生がバザーで売る予定の「廃油石けん」で洗ってみることになりました。
もみもみ、もみ洗い。
泡立ちの評価は◎
汚れの落ち具合の評価は◎
洗剤液とは大違いです。洗っている子どもたちも思わず笑ってしまうほどの速さで汚れが落ち、6年生も大喜び。
もとの白さを取り戻したソックスは子どもたちには輝いて見えたそうです。




もう片方の泥だらけのソックスも、廃油石けんを使ってしっかりと汚れをとりました。
機械任せにしてしまうことも多い洗濯ですが、これからは、洗う前に汚れをチェックしたり道具や材料を適切に選んだりすることができそうです。「洗濯は楽しい。」の声が多かった今回の実習でした。
ぜひ、家庭でも実践しましょう。

2018/09/14 17:30 | この記事のURL6年生