てだのふあ№48「お手紙⑤」
授業の最初に、がまくんがお手紙を待つことにあきらめ、ふてくされてベッドでお昼寝をしている場面を読み聞かせしました。かえるくんががまくんに話しかける会話文を強く、厳しい口調で読み、がまくんの会話文を明るい声で読みました。読み終えるやいなや、子どもたちは「違う、違う。」と、伸び上がるようにして挙手しています。「何が違うの?」と問うと、「読み方が違う。」と言います。「かえるくんが怒ったように話しているのはおかしい。」「優しく話しかけたと思う。」とか「がまくんが楽しそうな声で話しているのはおかしい。」「手紙が来ないので悲しいはず。」「ふてくされていると思う。」などと、次々と考えが発表されました。「じゃあ、どのように読むとよいか、読み方の工夫を書き込んでみよう。」と話して、子どもたちは、前後の文を読んだり、文章から想像を膨らませたりしながら書き込んでいきました。
「読み方の工夫をするため」という目的のもとで、がまくんとかえるくんの気持ちを想像させることがねらいです。自分の考えを書き込んだ後、音読の練習をしました。
「読み方の工夫をするため」という目的のもとで、がまくんとかえるくんの気持ちを想像させることがねらいです。自分の考えを書き込んだ後、音読の練習をしました。